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子どもの性格別、叱り方、しつけ方とは

 子どもをほめたり、叱ったりするという行為は、期待、信頼、愛情という人間関係が前提となって意味をもってくると言えます。
 子どもは、いろいろな性格の子がいますが、主な四つのタイプについて考えてみます。
(1)
明るく積極的な子ども
 明朗快活で元気のよい子どもです。クラスのだれからも親しまれます。自分の感情を素直に表現し、カラッとしている。調子に乗って、つい軽率なことをやってしまうこともあります。
 厳しく叱ってもあまり問題はなく、根に持ったり、いつまでもふさいでいるということはありません。ただし、早合点したり、勘違いすることがあります。
(2)
神経質で内気な子ども
 神経質でおとなしく、気が弱い。いつまでも気にし、落ち込むこともあります。
 叱られると、自分が否定されたように感じ、黙って落ちこんでしまうこともあります。
 どんな小さなことでも、進歩が認められたり、やる気や自発的な行動が認められたときには、積極的にほめるようにします。
 強く叱ると委縮してしまうので、叱るよりもほめたり励ましたりするほうが効果があるといえます。
(3)
気が強く反発する子ども
 自分は間違っていないという気持ちが強いので、友だちから恐れられたりしがちです。
 叱ったりすると、猛烈な感情的反発を招き、不信感をつくってしまうこともあります。
 まず、他の話題について、いろいろ話し、この子どものすぐれていることを十分に認めたうえで、当面の問題について、たくさんの例をあげたりして助言する必要があります。
 助言はあせらず少しずつ与えて、長い時間をかけて効果をあげるようにしなくてはなりません。
(4)
わがままで勝気な子ども
 目立つことを好み、自分を実際以上に見せようとする傾向があります。自分が中心となりたがり、人とあらそいになりやすい。思い通りにいかないと、相手が悪いと思いこんでしまう。
 小さいころから甘やかされていることが多く、ほめられたいという気持ちが人一倍強く、叱られると感情的に反発します。
 反省することが少なく、困った時には他人が何とかやってくれるだろうという依頼心が強いので、助言も難しい面があります。
 どうほめるか、どう叱るかという問題よりも、この子どもの未熟な性格そのものをあらためていく、といった方向が必要であると思われます。
(
瀧本孝雄:1942年東京都生まれ、心理学者、カウンセラー、獨協大学名誉教授)

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