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新学期の学級の基盤作りは最初の三日間が勝負で、担任を売り込むときである

 新学期の学級の基盤作りは最初の三日間がまず勝負である。
 最初の三日間は、教師を売り込む時間である。「この先生となら一年間やれそうだな」と思わせる時間なのだ。
 ポイントは、「今度の先生は楽しそうだ」「今度の先生は、おもしろそうだ」というイメージを子どもたちに与える。
私は受け持っている五年生の子どもたちには、一日目に次のように自己紹介した。
「私は、野中信行と言います。以前受け持っていた子どもがつぎのような作文を書いています。それを紹介します」
「ヘンな野中先生」(以前、担任していた子どもの作文を読む)
「ぼくのクラスの野中先生はへんてこりんです。いつもきゅうしょくをとりにいくとき、鼻歌を歌います。ものすごいオンチてす。それでも歌うので、ぼくたちは手で耳をおさえて、『耳がくさる!』と言います。そしたら、『くさった耳を見てみたい!』と先生は言います」
「野中先生の得意なことは、こわい話、きたない話に、おもしろい話です」
「いつも鼻をブタのようにして話をしてくれます」
「へんな先生ですけど、ぼくたちは、楽しくて元気な野中先生を気に入っています」
「こんな野中先生です! どうぞよろしくお願いします」
 私は「私が得意なものは、怖い話に、きたない話に、おもしろい話だ」と言って、まず十八番の汚い話をしてやる。
 そして、「この話の続きは、また明日話してあげるね」と言って、明日への期待をもたせるのである。
 次の日には、黒板に「お話10個のテーマ」を書いて、その中からおもしろい話をしていく。
 大学時代、児童文化研究会で演劇の経験が少しあるので、演技は得意である。臨場感のある演技だから、それはおもしろいはずである。
(
野中信行:1947年生まれ、元横浜市立公立小学校教師、学級組織論を研究、実践を私家版で発行した。全国各地で教師向けの講座やセミナーを行っている)

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