遊びの持つ教育力は大きい、遊びを教室に持ち込み楽しく学習しよう
遊びの持つ教育力は大きい。子どもたちは遊びのなかで、すばらしい集中力を発揮したり、友だち関係を創り出したり、思わぬ発想を広げたりします。たまには肩の力を抜いて、つぎのような楽しい遊びを教室に持ち込んでみましょう。
(1)九九のビンゴ(九九を楽しく覚える遊び)
だれでも知っているビンゴを使って、九九をたのしく練習する遊び。たとえば「今日は8の段です。8いちが」と、一問ずつ問題をだし、答えを確かめながら、9マスの好きなところに答えを記入させる。9マスが埋まれば、ゲームのスタート。教師は問題カードを混ぜながら「第一問、8ご?」と、子どもに見せ、答えに○をつけさせる。縦、横、ななめに○が並んだら「ビンゴ」と叫ぶ。
九九だけでなく、四則計算、漢字の読み、歴史年号など、さまざまな学習で応用できる。授業が単調になってしまったときのために常にたくさんの問題カードを用意しておくとよい。
(2)リレー読み(教科書の長文を読みつなぐ)
国語や社会の教科書などの長文をグループで読みつなぎ、その時間を競うゲーム。制限時間内でどこまで読めるかを競ってもよい。「一人3行以上読んではいけない」などのルールを付け加えていくと、全員が真剣になっていく。
(3)タイムトライヤル(計算などを予想時間で解く)
算数で計算問題などをどのくらいの時間で解ききるかをグループ対抗で競う。メンバーの予想時間をたして目標タイムとする。目標タイムに近かったグループが優勝。
(澤野郁文:1959年生まれ、岩手県公立小学校教師、日本群読教育の会副会長)
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