子どもたちが、やわらかで楽しい表情がでる授業はよい授業である
やわらかで楽しい表情がでる授業はよい授業であると斎藤喜博はつぎのように述べている。
一斉授業で教師の説明をきいている子どもの表情をみて見ると、両手をあごにあてて、教師の説明をじっと聞いている。
やわらかで楽しい表情である。その後、目をつぶって、いま食べたご馳走を味わうようにしている。
また、つぎの教師の発言に、身を乗出すようにしてきき入っている。
よい授業は、授業のなかに、こんな楽しい子どもの表情が出るものである。
それは授業が子どもたちのご馳走になっているからだ。教師が授業のなかでたくさんのご馳走をつくり出し、子どもたちに十分に提供しているからだ。
授業のなかでご馳走をつくり出し、それを子どもが満足するまで食べさせるのも教師の一つの働きである。
そういう場面が授業にはなくてはならないことである。
(斎藤喜博:1911年-1981年、元小学校校長。島小学校などに優れた実践を残した昭和の代表的な実践者)
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