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せっぱつまったときは「思い込み」と「何々すべき」といった考えは捨てよ

 私は生まれつき脊髄障がいがあり、35歳で破たん処理会社を興し、4度のガンで生と死をさまよい、なんとか生還しましたが会社をたたみました。そんなとき破たん処理が評価され、ある会社に破たん処理担当として採用されました。
 企業が破たんすると、「ただじゃおかないぞ」「金を返せ」という債権者のものすごい剣幕の怒号が飛び交います。その剣幕に押され、破たん企業の役員たちは怯え、手を震わせて土下座することがあります。そのとき、私は落ち着いていました。高学歴でエリートの役員たちのプライドが許さない土下座も、生まれたときから障がいをもつ私にはどうということはなかったのです。ハンディが私の強みになっていました。
 仕事上、借金が返済できず「自殺しかない」という思い込みに囚われた人たちに、たくさん会ってきました。そんなとき私は、障がいのある自分の生き様を語り「生きていれば何とかなる」と説き、自殺を思い止まらせています。
 もし、せっぱつまったときには、今できる「当たり前のこと」からはじめればいい。あれもこれもと、欲をかかない。メンツや見栄を捨てて、自分にとって大切なことをシンプルに見極める。そうすれば腹がすわり、どんな逆境でもあたふたせずに乗り越えられます。
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並木秀之:1953年埼玉県生まれ、脊髄に障害をもって生まれた、会計会社設立、ガンを5度発症、シティバンク勤務、100社以上の破たん処理に携わる)

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