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教師にとって必要な能力とは何か

 子どもが好きだということは基本として必要だと思っていますが、それだけでなく、
(1)
子どもを信じ続けることができる
 現代の子どもたちは、たくさんの問題を起こします。そのほとんどは、自分からそうしたいと思っているのではないことが多いのです。隠れたメッセージの影響や、家庭での親との関係、幼少期に親から十分な愛情を与えられなかったなど、さまざまな要因が、複雑に絡み合っているのです。ですから、この子は「こうした子だ!」と決めてかかるのは禁物です。
(2)
真実に対して素直である
 教師だからと虚勢をはったり、ふんぞりかえったりせず、どんな幼い子どもの言ったことであっても、それが真実だなと思ったら、素直に耳を傾けることが大切です。
 そうした姿勢を持つことで、子どもたちは「自分の言い分を聞いてもらえる」という安心感を持つことができるのです。
(3)
子どもの喜怒哀楽を共有する能力がある
 これは、教師にはじめからあるのではなく、教育という仕事に真摯に立ち向かい、子どもの声を聴いていく中で身についていくスキルです。おおいに鍛えていってもらいたいと思います。
(4)
「何事も見てやろう、聞いてやろう」という探求心が必要です
 いろいろなことに興味を持ち、調べてみることで、知識の幅が広がります。その知識は、一見雑多なもののように思えますが、授業を豊かにするバックボーンを創り出すことに役立ちます。
(5)
聴く能力です
 もちろん話す能力も必要ですが、まず子どもの声に耳を傾けて聴いて欲しいと思うのです。幼い子どもは、自分の心の中をうまく言葉で表現することができない場合が多いのです。その声にならない声を、私たちは推察したり、言語化したりしてあげることが大切なのです。
 これら以外にもあるかと思いますが、子どもたちと豊かな人間関係を築いたり、創造的な授業をしていくためには、さまざまな能力が必要となっているのです。
(
増田修治:1958年生まれ、埼玉県公立小学校教師(28年間)を経て白梅学園大学教授。「ユーモア詩」を中心に学級づくりを進めた。児童詩教育賞(日本作文の会)を受賞)

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