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何かを変えたいと思ったら、まずあなた自身が変わらなくてはいけません

 女性実業家の広岡浅子()は人生の生き方についてつぎのように述べています。
 私たちには、素晴らしい力が秘められています。ところが、その力を十分に活かしきれていない人がほとんどです。
 人は無意識のうちに、先入観や思いこみにとらわれて生きていることがあります。みずから勝手につくりあげた常識や、生活習慣、生き方に縛られているのです。頭の中でつくりあげた生き方が、自分の限界をつくり出し、あなたの成長を阻んでいるかもしれません。それを捨て去ってしまえば、あなたの人生はもっと自由な生き方ができるようになるでしょう。
 自分の力を思うぞんぶん発揮するには、知識の入れ替えが必要です。そのためには、まず、いったん古いものをはき出して、新しいものが入ってくるスペースをつくること。それが、あなたの新しい世界を創造する第一歩です。
 何かを変えたいと思ったら、まずあなた自身がみずから立ち上がり、変わらなくてはいけません。ただ考えているだけでは、何もかわりません。これまでの古いものを脱ぎ捨て、殻を破り、新しい自分を手に入れなさい。
 前に進んでいくためにはプランが必要です。自分の強み、弱みは何か。何を持っていて、何が不足しているのか。これから成長していくために、必要なことは何か。みずからを振り返ってみれば、おのずと道は見えてきます。
 何かをなしとげ、成功をおさめた人たちはみな、常軌を超える勢いで突き進んでいます。情熱は天をも動かします。信念を燃え上がらせることで、巨大な変化を生み出すことができたのです。
 いまこの瞬間、最善で最大の努力をしましょう。人生の希望は、いまこの瞬間にこそあります。それが本当の希望です。その努力は、必ずあなたをひとまわり成長させてくれます。挑戦と成長をくり返ししていくうちに、いまの自分では考えられないほどの高みに到達していることでしょう。
 すべてを捨て、心をひとつに集中して仕事にとり組んでいると、自分が自分ではないような気分になることがあります。その結果、まるで精霊の助けを得たかのような、奇跡とも思える成果を生み出すことだってできるのです。
 もし何かに失敗しても、失敗のまま終わらせないことが大切です。失敗から学べることが、たくさんあるからです。失敗が教えてくれるものは何か、考えてみる。原因を究明し、次は同じことをくり返さないよう手を打つ。そうすれば失敗を重ねることはありません。
 人生に悲劇が訪れたとき、人は世の中に対する失望感に包まれます。けれども、それはものごとの表面にすぎません。そこには学びの種がひそんでいることに気づいてください。厳しい逆境を乗り越えたとき、新たな人生がひらけ、人生はもっと価値のあるものになり、より深くその後の人生を生きることができます。
 私の座右の名は「九転十起生」です。たとえ九回転んでも、10回起き上ればいいのです。
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)広岡浅子:18491919年、NHK「あさが来た」(2015)のヒロイン。京都の豪商三井高益の子として生まれる。大阪の豪商加島屋(米問屋・両替商)に嫁ぎ、崩壊の危機を救う。九州の炭鉱を経営、加島銀行や大同生命の創業に参画。日本初の女子大学(日本女子大)の創立に尽力した)
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坂本優二:東京都生まれ、日本歴史学会員、歴史家・文筆家。NHK文化センター等の各種機関の講師)

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