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自分をほめる「ほめ日記」を書くと、子育てが上手になり、あなた自身も育ちます

 昔から「子どもはほめて育てましょう」と言われていることは、だれでも知っています。でも「つい、子どものダメなところばかり見えて、なかなかほめられない」という人が多いのはなぜでしょうか。
 それは、あなた自身が「自分をほめていない」からなのです。自分のことを嫌いな人は、いつも自分の欠点に目を向けている場合が多い。自分のプラス面を見て、自分をほめると「嫌いな自分」が消えていきます。いつの間にか自分を好きになっていきます。
 自分をほめると自分が変わります。心が安定しておだやかになります。自分をほめる「ほめ日記」をつけてみましょう。その書き方は、ノートにその日の自分のプラス面を探して、ほめ言葉を手書きするようにします。当たり前と思うことも認めて、ほめることが大事です。
 その、ほめるポイントは、「内面や性格、行動や働き、感覚や感性、発想や考え方、努力のプロセス、体の働き、容姿、プラス変化」をほめましょう。
 ほめ言葉は「すばらしい、すてき、がんばってるね、すごーい、いい感じ、その調子、いい感性してる、ここまでできれば充分」などが考えられます。
 ほめ言葉を語尾につけてほめたあとに、他のプラス言葉をつけ加えると効果があがります。例えば、
「自分を励ます言葉がけ」(きっと私なら乗り越えられるよ、だいじょうぶ」
「自分を信じる気持ち」(私はまだ自分が知らない力を潜在させているんだ、信じようね)
「希望が実現できる言葉がけ」(すばらしい人生が実現するよ、必ず幸せになるよ)
「安心の言葉がけ」(精一杯やったんだから、いいことがあるよ)
「慰めの言葉がけ」(いつかわかってもらえるよ)
 「ほめ日記」は、ほめ言葉のエネルギーを自分に与えることに大きな意味があります。自分に語りかけるようにしましょう。自分にプラスイメージの言葉を多く使うようになると、自分のことがもっと好きになってきます。毎日書くとイメージトレーニングになるので、言葉の中身の実現が早くなります。
 自分のことが好きになると、プラスの言葉が自然に出てきて、あなたと周囲の世界はプラスのサイクルでつながっていきます。あなたが自分を好きかどうかで、人生を自分らしくイキイキ生きられるかどうかが決まってきます。自分を好きになれば子育てもラクになって、楽しいことが増えていきます。
 自分のことが好きになることは、あなた自身の幸せのために大事なことなのです。自分をほめて、まわりの人をほめると、そこから生まれるたくさんのプラスは、再びあなたに戻ってきます。
 自分をほめていると、自然に子育てが上手になり、あなた自身も育ちます。自分を毎日ほめていれば、子どもは安心して、本来もっているプラスの力も伸びて成長していきます。さわやかさや感動を、あなたに見せてくれます。
 子どもの心の発育も順調になりますから、ほめることが増えて、叱ることがグンと減ってきます。叱る必要のあるときには、自信をもって叱る力もついてきます。バランスのよい対応ができるようになります。
(
手塚千砂子:1944年生まれ、自己尊重プラクティス協会の代表理事。2003年自己尊重感を高めるワーク「ほめ日記」を考案し全国各地で講演している)

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