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朝の会・帰りの会が楽しみになるようにするには、どうすればよいか

 学級に集中力がなく、けんかやトラブルが多い状態なら、朝の会・帰りの会も集中力に欠けた落ち着きのない雰囲気になる。学級が生きいきとして明るく、係や当番活動などにもやる気が十分なら、朝の会・帰りの会も明るい雰囲気になる。
 したがって、担任は朝の会・帰りの会にもっとこだわりをもち、子どもも教師も楽しみになるようにしていくことが必要である。
 朝の会・帰りの会に歌を歌ったり、ゲームをしたり、スピーチなどをしたりして楽しみをつくるのもよい。曜日によって運営内容に変化をもたせ、マンネリにならないように、学級の状態に応じて運営を手直しするものいいだろう。
 先生の話のあと、お楽しみコーナーを設け、子どもたちが喜ぶような活動を日替わりでおこなうとよい。例えば、
○歌
 一日のはじまりを明るい雰囲気ではじめ、みんなのやる気を引き出すのに歌がよい。最初は簡単なもの、元気が出るもの、大きな声で歌えるものがよい。
 歌うときは、教室の壁いっぱいに広がり、内側を向いて並び、おたがいの顔を見合いながら歌うようにする。響き合って楽しくなり、元気が出てくる。みんなの気持ちがひとつになる。
 例えば「手と手と手と」は歌詞に合わせて体を動かしながら歌う楽しい曲である。
○手遊び
 手遊びは、指・手をはじめ、おもに上半身を動かしてする遊びでである。座ったままでも行うことができる。
 ひとりで楽しめる手遊びは「どんぐりころころ」「ごんべえさんの赤ちゃん」、ペアやグループで楽しめる手遊びは「おちゃらかほい」「げんこつ山のたぬきさん」などがある。組み合わせて行うと、なごやかな雰囲気になる。
○かるた取り
 百人一首は絵札を読んで、下の句を書いた札を取るあそびである。20枚でかるた取りをすると5分くらいかかる。くり返すと3~4分でできるようになる。机を向かい合わせて2人一組で、お互いに10枚ずつ並べるだけで、すぐはじめることができる。
 対戦相手をくじ引きで決めたり、順番に交替したり、実力が同じ子ども同士で行うなど、工夫してみるとよい。
○クイズやなぞなぞ
 子どもたちは、クイズやなぞなぞが大好きである。朝の会にクイズを出題して、学級のみんなで楽しむようにする。
 例えば、歴史クイズ、日本一クイズ、ことわざクイズ、スリーヒントクイズ、なぞなぞ、いいろいろある。
○スピーチ
 テーマを決めて短いスピーチをする。自分の思いをわかりやすく伝えたり、友だちの思いを聞きとることは、コミュニケーションのうえで大切なことである。
 低学年は「きのうのできごと」を20秒くらい、高学年は「世の中のできごと」を30秒くらい話をさせる。1日に2人ずつ発表する。必ず質問させ、受け答えをはっきりさせるようにする。
 マンネリにならないよう、子どもたちが関心をもつようなテーマを選んでおき、サイコロを転がし、出た目でテーマを決めるようにする。スピーチする子には前もって知らせておき、心の準備をさせておくようにするとよい。
(
加藤辰雄:1951年愛知県に生まれ、元名古屋市立小学校教師。愛知教育大学等非常勤講師。「読み」の授業研究会運営委員)

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