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保護者との信頼関係を築くために、教師は保護者の期待にどうすれば叶えられるか

 保護者は、わが子のことを教師が目にかけてくれていると思うと、安心し満足します。子どもが話したい時に、教師がしっかりと傾聴すれば、子どもは満足します。
 
「先生は話しをよく聞いてくれるんだよ」という子どもの話を親が聞けたら「先生はわが子に真剣に目を向けてくれている」と満足します。
 保護者はわが子の心をわかって、うまく指導してくれることを望んでいます。子どもの心を理解するには、冷静に子どもの心を推測し、それを言葉にするようにします。
 いじめは何よりも予防が大事です。小さなトラブルを見逃さず、話を聞き、出来事を把握し、当事者が傷つかずに解決するようにします。先手、先手で保護者に上手に状況を知らせていくようにしましょう。
 教師はどの子に対しても平等に接していると思っていても、子どものほうはそう受け止めていません。保護者はクラスの中で「ひいき」があると子どもよりも敏感に反応します。
 解決策は、全ての子どもを特別扱いし「ひいき」にすることです。得意なことを認め、望んでいることを全員にしてあげます。
 そのためには、まず子どもの名前を何回も呼びましょう。「○○くん」と名前を呼んで話しかけます。何回も呼べば「ひいき」されているという思いが積み重なります。
 子どもの名前を呼んで、共に喜び、悲しみ、がんばりを励ます、そんなつながりを大切にします。「ひいき」をしたら名簿にチェックし内容をメモします。
 保護者は学校で子どもにルールやマナーを教えてほしいと思っています。いつまでもできないと「先生がしっかりしていないからだ」と思われます。教師はそのワザが必要になります。
 とくに挨拶をきちんとできるように指導することが大切です。動作をしっかり分けさせましょう。「挨拶の言葉」「しっかり頭を下げる」「頭を上げる」を、発声と動作の一つひとつを分けることできちんとした挨拶に見えるようになります。
 子どもは自分の言動を自分で見ることはできません。映像や写真に取り、子どもに見せます。こうして、見えることで自分の様子がわかります。
 ふだんは優しい教師が叱ると子どもは「ビクッ」として襟を正します。優しさと厳しさのギャップがあるからこそ、子どもの心に響くのです。
 叱る際には「きみはわかってくれるよね」と教師が期待していることを伝えます。自分のために叱ってくれる教師の言葉を受け入れようとします。
 
「ほめる」「叱る」「ほめる」で指導すると、期待されているから次はもうやらないという気になれます。
 子どもたちは学校でどのような学習をしているのか家庭で話題にしてくれません。しかし、保護者は関心を持っています。
 そこで、私は「学級通信」を毎日書いて、保護者に届けています。その日の授業中の様子、トピックを書いているので、私がどんな授業をしているか、保護者はよくわかってくれています。
(
城ケ﨑滋雄:1957年鹿児島県生まれ、千葉県公立小学校教師、教育委員会、不登校対策教員として不登校児童と関わる。荒れた学級の立て直し、小学校教師として教育情報雑誌「OF」等で情報発信している)

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