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朝の会で、どんな話をし、どんなことをさせたらよいか

 教室に出向くなり、連絡事項や今日の予定を告げるだけで、すぐ授業を始める教師。「おはよう」のあいさつもそこそこに、長々とお説教めいた話をして学級指導を終わる教師。こんな担任には、子どもたちは取りつくしまもない。
 子どもの前向きの気持ちをいっぱい受けとめてやりたい。そのためには、子どもとの朝の出会いを大切にとらえたい。
 子どもが教室に入ってくる様子を見ながら声をかける。座っている子どもの一人ひとりを覗いて歩き、笑いかけたり、うなずき合ったり、頭をなでてやったりしながら、それとなく健康観察をする。
 子どもたちが日記を登校順に提出するのであれば、素早く目を通し、何か変わったニュースがあれば、みんなに読んであげる。
 こういった教師が担任であれば、子どもたちは朝のこの一瞬のために喜び勇んで家を後にするだろう。
 朝の会をどうすればよいかではなくて「子どもたちのために、私はこれこれをする」「そうすることで、子どもと私とがしっかりつながる」と考えて、できること、やりたいことを実行していくことなのではあるまいか。
 私ならば朝の会でやってみたいことは
(1)
朝会(全校集会や学年集会)で話された校長や学年主任の話を思い返し、いくつかの話にまとめる。
(2)
昨日のことを三分間スピーチ
 毎日順番で。折をみて話集にする。
(3)
教師の読み聞かせ
 長編童話や文学作品を読み聞かせる。できるだけ長編ものを長期間。教師の最高の朗読で聞かせる。
(4)
校舎周辺の清掃活動
 掃除割り当て区域に踏み込みすぎてトラブルを起こさぬよう気をつけながら行う。花壇の手入れ、美化活動も。
(5)
詩の暗唱
 自分の好きな詩を見つけさせ、それを朗読し合う。時には、学級全員で「雨ニモ負ケズ」に取り組み群読する。
(6)
体力づくり
 スタート練習。20メートルダッシュ、縄とび。短時間で授業に差しさわりのない程度にとどめて。
(7)
教師の語り
 その時その時の思い、考えを語ってあげる。
(
佐藤信彦:元宮城教育大学附属小学校教頭・宮城県公立中学校長・仙台市立中学校校長)

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