親から不登校の相談があったときどのように対応しているか
親から不登校の相談があったとき、つぎのように対応している。
原因がどこにあろうが子どもが学校へ行かないということは、多くの親にとってはつらいことである。親として自信をなくし日常の会話さえも神経を張り巡らしておられ、それがまた子どもの神経を苛立たせるという悪循環もあります。
不登校の親から相談があったときは、私は
「学校のことは、子どもさんから話されない限り話題にしないでください。それ以外のことは今まで通り、叱ることは叱って、ほめることはほめてください」
「学校のことを子どもさんから話され、返事のいるときは、お母さんはこう思うと、思っていることを伝えてください。わからないことはわからないと」
「返事のいらないことであれば、否定せずに聞いてください」
「あせらずに一緒にどうしたらよいか考えていきましょう」
と話します。
親はすぐに結果が出なくても親の気持ちに寄り添って、話を聞いてくれる人を求めておられるのではないか?
話の中で一つでもいいから、よい対応がないか見つけようと耳をこらし「お母さん、その対応はよいと思います。すごい!」と共に喜べる感覚が大事だと思う。
親には「あせらないで」と言いながら、教師が「よい結果」と思えるものを出そうということにばかり気持ちが傾いたとき、親と同じペースで一緒に対応できずに、ときには親を「責めている」ように映ってしまうこともあるだろう。
自分のこととして取り込まず、冷静な判断と共感する気持ちを併せ持つことの難しさをいつも感じている。
(佐藤友子:元京都府公立高校養護教諭)
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