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いじめ防止のキーポイントと、いじめ防止の力を向上するにはどうすればよいか

 いじめ防止には、子どもたち一人ひとりが「いじめは絶対許されない」という強い意識をもち「いじめない、いじめを受けない」という力量を身につける必要があります。
 このためには、人権教育を充実させるとともに、「ダメなことはダメ」という規範意識の醸成に努め、学級世論を形成することに期待がかけられています。
 また、日常の子どもたちの人間関係の確立をめざし、所属感や連帯感を実感できる集団づくりは「いじめる-いじめられる」関係を生まない有効な方法の一つです。
 さらに、いじめられそうになったとき、他者の助けを求めて防げば、いじめに苦しむことはなくなります。トレーニングを積むことによってこの力を強くすることができます。
 このように、「いじめ否定の意識」「いじめを防止する集団」「いじめを防ぐ力」がいじめ防止のキーポイントになります。
 この中でも「いじめ否定の意識」を高めることは、さしせまって大切な課題です。いじめを否定する気持ちが、子どもたち個人にも学級にも強いほど、いじめの発生の可能性は低くなります。
 このような状況を創り出すことが「いじめ撲滅」につながっていくのです。
 子どもたち個人の「いじめ防止力」は
「いじめを否定する力」(人権感覚、規範意識、道徳的心情)
「いじめへの対処力」(コミュニケーション力、ストレス対応力、感情コントロール力)
の二つに大別できます。
 これらの意識や能力を高めることで、子どもたち一人ひとりの「いじめ防止力」が向上します。
 いじめ防止プログラムや生徒指導計画の中に意図的に位置付け、組織的・計画的に実施することにより、いじめ問題解決への展望は大きく開けます。
 このためには、校内研修等を通じて、全教職員が「いじめ防止力」を高める指導力を身に付けることが大切です。
(
嶋﨑政男:1951年生まれ、東京都立中学校教師・教育研究所指導主事・中学校長等を経て神田外語大学客員教授)

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