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初対面で相手の心をつかむにはどうすればよいか

 初対面の人と話すのはだれだって気が重いものだ。勇気のいることでもある。
 でも、思い切って声をかけてみると、案外、楽しい人だったりすることもある。もちろん、イヤな顔をされることもある。
 そうした経験を積んでいくうちに「人とは話してみるものだ」と、会話の楽しさを実感できるようになる。
 自分のことをとらわれていたり、思い込みが強かったりすると、人の話は聞けなくなる。頭と心をやわらかくして、人の話を聞きとる力を磨くようにするとよい。
 そうすることで、相手に応じた臨機応変な会話ができるようになる。会話上手な人は、やわらかな心の持ち主なのである。会話が変わればあなたが変わる。
1 会話上手の第一歩は
(1)
新鮮で相手に合う話題を選ぶ
(2)
相手や場の状況を読みとる
 好悪の感情、思い込み、早合点すると、きまずい雰囲気になる。先入観にとらわれない。
(3)
相手に応じて出方を変える
 自分が話したいことばかりしゃべると、相手が退屈する。話しながら相手の反応をキッャチすることだ。
(4)
話は相手なりの受けとり方をする
 自分の言ったことは、相手も同じように受けとるものと思い込みがちであるが、そうではない。
(5)
話の結果を気にしない
 結果を気にするのは自分にとらわれているためである。会話上手な人が輝いてみえるのは、自分にとらわれないで、生き生きと話しているからである。
2 初対面で相手の心をつかむ話し方は
(1)
笑顔は魅力がある
 目から入る印象は強いインパクトを受ける。明るい表情で笑顔を見せる人には親しみを覚える。
(2)
アイ・コンタクトで相手の心をつかむ
 目は口ほどにものを言います。笑顔を向けながら、相手と目を合わせ、目を止めて相手を見る。すぐ目をそらさないことと、圧迫感を与えないよう三秒以上見ないこと。
 相手よりも先に目をそらさないようにし、一秒長く見ること。
(3)
あいさつは相手を変える力がある
 先手の声かけは「人の心をつかむ」力を持っているのだ。先手での働きかけは、人の心をリードする作用がある。
 正直に自分を見せ、共通の関心ごとを見つけると、会話に灯がともる。
3 会話がはずむコミュニケーションの条件は
(1)
会話のキャッチボールを心がける
 自分ばかりしゃべらない。自分のことばかり話題にしない。相手の反応に気を配る。
(2)
同じ背丈でのやりとりが大事
 威張った態度で話をしない。説教口調にならないこと。押しつけでなく、エピソードを交えたりして、きずなを強めていきたい。
(3)
敬語を使うと、年齢差を埋めてくれる
 敬語は対等に話す言葉である。会話のやりとりもスムーズいく。
(4)
相手との心の距離をとる
 立ち入ったせんさく、干渉はしない。近づきすぎると心が傷つく、距離を置き過ぎると心がふれ合わない。工夫し知恵を絞らなければならない。
4 人間関係を修復するための原則とは
 人間関係を修復するために、相手が態度を変えてくれたらと、まず相手に求める人が多い。これでは、一向に関係はよくならない。
 関係修復のために「自分に何ができるか」「自分は何をすべきか」と、考えて、自分からできることを実行に移すのが先決である。
 人間関係の原則は「あなたが変われば相手も変わる」である。きっかけづくりに新しいことを始めてみるのもよい。
(
福田 健:ヤマト運輸入社、言論科学振興協会の話し方運動に参加し理事を経て、話し方研究所を設立し会長。話し方、聞き方の指導・研究・啓蒙にあたり、コミュニケーション・リーダーシップ、人間関係などをテーマに各企業・官公庁で講演・講座活動を行っている)

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