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「わからない」と言った子どもを「すばらしい」とほめていますか

 あなたの学級に「わからない」と言える雰囲気がありますか。
「わからない」と言った子どもに、あなたはどのように対応していますか。
「わからない」と言った子どもを「すばらしい」とほめていますか。
 教師に、正直に「わからない」と言ってくれる子どもは、教師を成長させてくれる大切な存在です。
 それなのに「できない子」というレッテルをつけて、見放していませんか。
「わからない」と言った子どもをそのまま放置して、それが一人、二人と増えていくと、学級全体の子どもたちが、学習意欲を失っていき、学級の雰囲気も悪くなっていきます。
 保護者からも「先生は、わからない子どもを放っておいている」という評判を立てられることにもつながる。
 子どもたちのちょっとした「つぶやき」にも、教師は聞き逃さないで
「〇〇さん、どこがわからないのか、言えるかな?」
などとたずねて、わからないところを具体的にその子が言えたなら、ほめてあげる。
 そして「わからない」と言った子どもに合わせて授業を組み立てたりして、その子に対して何らかの対策を講じていく。
 そうすることで、その子は教師を信頼し、好きになっていく。
 子どもたちも、安心して「わからない」が言える学級の雰囲気ができてくる。
「わからない」と言える子どもを学級の中で支えていく教師の姿を、他の子どもたちは見ているのだ。
「わからない」ところをとらえて「教え合い」や「協同的な解決」の場をつくることで、子ども同士の絆がより深まったり、教師への信頼感が増したりしていく。
 これが学級の力ともなり、後にしっかりと学級を支える子どもたちに成長していく。
 子どもを通して、保護者もまた学級担任を信頼するようになっていく。
(
成瀬 仁:新潟県公立小学校教師。国立大学教育学部非常勤講師、オーストラリア公立小学校での勤務経験がある。また、幼稚園の経験もあり、多彩な教職経験を生かし、子どもと環境、教師の雰囲気を考えている
)

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