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2学期半ばころから、子どもたちに反発されるようになった、どうすればよいのでしょうか

 子どもたちに学習習慣の定着が大事だと考え、授業や学級活動に毅然と取り組んできました。
 学級の係活動や清掃活動にも妥協せず、責任感を持たせるように厳しく取り組ませています。
 授業も粛然と展開し、宿題も一人ひとり確認しています。5年生の子どもたちには少し怖い存在かもしれませんが、教師としてやるべきことはやっていると自負しています。
 しかし、2学期半ばころから私の方針に反発する子どもが出始め、その保護者たちも私に対して批判的です。
 校長にも訴えているようで、少し厳しすぎるのではとたしなめられました。
 教師生活もあと7年、このまま定年までやっていけるのかな、という不安があります。このような場合どうすればよいのでしょうか。
 まず、子どもに受け入れられない理由を次のように考えてみてください。
(1)
子どもたちの学習が教師からの知識の注入だけになっていませんか。子どもたちが自由に創意工夫する時間と場を設定していますか?
 子ども同士の交流の場を意識して設定し、それが楽しかったという体験が、子ども同士の学び合いを促進する第一歩になるのです。
 漢字しりとりや、県名ビンゴなど、ゲーム的な要素を取り入れて、自由な雰囲気の中で感情交流できるような設定がとても有効です。
 子ども同士の心の壁が低くなり、交流する意欲を喚起することができます。
 教師も思いきって教師役割を脱いで、子どもたちと一緒に楽しむことができると、効果は一層高まります。
(2)
評価が教師の設定した基準への到達度だけでなされていませんでしたか?
 授業や活動の評価も教師だけがするのではなく、子ども同士でお互いのいい点、頑張った点を指摘し合ったり、感想を言い合わせることで、教師評価とは違った喜びや気づきもあるでしょう。
 また、子どもたちが認め合うことで、学習や活動の意欲も高まってくることが多いのです。とくに思春期に入る高学年になったら、このような認め合いは重要です。
 個人的な学習の成果、活動の成果の認め合いからスタートして、徐々にグループ活動や、学級全体の活動の認め合いができるようになると、学び合いはとても促進されます。
(河村茂雄:1959年生まれ、早稲田大学教育学部教授。15年間公立学校教諭を経験した。学級崩壊,学級経営など教育実践に生かせる研究成果を多数提供している)


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