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子どもの心をわしづかみにするには、どうすればよいのでしょうか

 子どもは教師が笑顔で接することで安心する。
 教師は、毎朝、鏡に向かって笑顔の練習をするとよい。特に大事なのは目である。目で笑っているかをよく見ることだ。
 教師が笑顔で話しかけてくれるだけで、子どもはその教師に心を寄せ、関心を持つようになる。
 教師にとって、いつでも笑顔でいることはかなり難しい。「なめられてはいけない」という思いがあるからだ。
 子どもに、なめられないために必要なことは、子どもを納得させるだけの力を身につけること。教師が言ったことは、やってみせ行動で示すことだ。
 子どもは納得しないと動かない。そのために必要なことは子どもと信頼関係をつくること。そして、その第一歩が子どもを一度は受け止めるという教師の姿勢なのだ。
 子どもに信頼されるには、教師自身が教育技術や、なぜそのように指導するか、考え学び続けることは言うまでもない。教師が成長を止めたら、絶対にその教師を信頼しない。
 そのために必要なのは、教育書やビジネス書などを読書することだ。
 それと、セミナーに参加し、指導法と共に、講師の考え方と人生観を学ぶことだ。
 子どもが納得する教師の語りとはどんなものか学ぶ必要がある。
 子どもに「〇〇しなさい」「〇〇してはいけません」「〇〇をやめなさい」と、注意しても納得しなければ、子どもは動かない。
 そのためには、教師は日常生活で「ハッと感じたこと」は、メモしておくことだ。
 休み時間や授業中の出来事、清掃の姿や給食配膳の姿など、ハッと思ったことはすぐにメモして、子どもに語って聞かせる。そのうえで
「私は、こう考えるけど、みんなはどう思う?」
と、投げかけてみることだ。
 そして、それに反応する子どもの姿をよく見ることだ。
 子どもの考えを知り、教師が何を考えているかを理解し合うチャンスにもなる。
 このとき、大事なことは、子どもの考えを、まず一度は受け入れる度量だ。
 教師と考えが違う子どもも出てくる。それを一度は受け入れ、そこからお互いの考えを納得するまで語り合うことだ。
 子どもは自分のことを理解してくれる人のことは信じるようになる。
(
垣内秀明:1965年長野県生まれ、長野県公立中学校教師。教育サークルTOSS中学信州代表)

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