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教師に向いていないと考える人こそ、教師に向いている人、どうすればよいか

 失敗して、くよくよして教師に向いていないのではないかと、思い悩む日々があります。
 そんなときは、とても苦しいものです。
 それでも、元気に子どもの前に立ち、少しずつがんばりたいと思います。
 例えば、どうしても相性が合わないものがいるものです。無理に合わせようとしても、かえってすれ違ってしまいます。
 子どもに嫌われないためにできることは、少なくとも教師が子どもを嫌いにならないことです。
「あの子は嫌い」という教師の気持ちは、敏感な子どもたちにはすぐに伝わってしまいます。
 逆に「あの子が好き」という気持ちは、合わない子でも感じ取ります。
 合わない子のどこか好きなところを見つける。これは教師が意識すればできることです。
 教師が子どもたちに教えられる一番のことは「学び続ける」ことだと思います。
 教師自身が失敗しても、振り返り、そこから学び、元気にチャレンジする姿を見せる。
 それが、子どもにとって、一番の学びになるはずです。
「師」とは自分の学ぶ姿を弟子に伝える存在です。
 つまり、自分は教師に向いていないのではないかと考える姿こそ「師」として子どもに見せるべき一番大切な姿なのです。
「教師に向いていないと考える人こそ、教師に向いている」という言葉は、私自身が、自分の師とする人から言われた言葉です。
 ちょっと抜けたところもある教師だからこそ、子どもにも伝わることがあるはずです。
 そうはいっても、どうしてもしんどくて元気がでない時は、決して無理をしないようにしてください。
 教師の仕事は、自分の存在をすべてかける、やりがいのある仕事です。それを生きがいにして元気になるなら、大丈夫です。
 しかし、どうしても、しんどいときが必ずあります。
 しんどいときに、無理に頑張っても、何も解決できないことがあります。
 そんなときは、子どもたちのためにも、自分の身体や心を休め、大切にしてください。
 少し時間をおくと、状況が変わり、解決することもあるでしょう。
 楽しく学び続ける教師の姿こそが、子どもに一番いい影響を与えます。
(桔梗友行:1977年宮城県生まれ、兵庫県公立小学校教師。ユニット授業や学び合いに取り組む。「学び合うin神戸」主宰)

 

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