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授業中、教師の話を聞いていない子がいたとき、突然クイズを出すと、話を聞くようになる

 授業中、教師の話を聞いていない子がいたとき突然クイズを出します。
 教師の話をよく聞いていた子だけが分かるクイズです。
 子どもたちは、教師の話を注意深く聞くようになります。
 進め方は、
(1)授業中、教師の話を聞いていない子がいたとき
 教師は突然「ラーメンが食べたい」と言う。
(2)教師は
「おしゃべり禁止。先生は今、何が食べたいと言ったでしょう」
「1番、カレー。2番、寿司。3番、ラーメン」
「決めた人は、顔を伏せます」
と言う。
(3)子どもたち全員が伏せたら、教師は、伏せたまま、決めた番号を指で出すように指示する。
(4)子どもたち全員が番号を出したら、指を出したまま、顔を上げさせる。
(5)教師は
「正解は3番のラーメンです」
「正解だった人は、起立!」
「先生の話をとても良く聞いていましたね。拍手~!」
とほめる。
 繰り返し行うと、子どもたちは教師の話をよく聞くようになる。
(中村健一:1970年山口県生まれ、山口県岩国市立小学校教師。授業づくりネットワーク、お笑い教師同盟などに所属。笑いとフォローをいかした教育実践は各方面で高い評価を受けている。 また、若手教師を育てることに力を入れ、多くの学生に向けて講演も行っている)

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