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アマチュアみたいな教師が多すぎる、プロ教師になるにはどうすればよいか

 アマチュアみたいな教師が多すぎると思います。
 長い時間かけて学校で何かをしていたら、仕事をしているのだと勘違いしている教師たちがいます。
 私がプロ中のプロだと認める教師たちの多くは、毎日学校に遅くまで残っていることは少ないのです。
 遅くなる理由は、
(1)だらだらと時間をかけることに慣れて、早くするという感覚が無くなっている。
(2)段取りが悪くて、時間がかかってしまう。
(3)切りのないことを、いつまでも続けてしまう。
 例えば、明日の授業のことなどは、いくら粘っても良い授業にはなりません。授業は常に「見切り発車」なのに、見切らないままに時間が過ぎて、くたくたになってしまうのです。
 プロ教師は、お客である保護者に満足してもらわないといけないのです。
「私は正しいが、親が分かってくれない」なんていうのは、プロ教師の言うことではありません。正しいなら、分かってもらえるように説明すべきです。
 その仕事に応じた態度というものがあるのです。教師は子どもや保護者に不安に思われないことが大切です。
 教師も、下手に出ることで、かえって軽く見られてしまうことがあります。自信がなくても、そんなそぶりを見せてはいけないのです。
 子どもたちだって、教師は堂々としていてくれた方がいいのです。
 教師は学び続ける姿勢が必要です。
 普遍的な考えや技術があり、同時に新しいものへの知識と見識を持っていることがプロ教師としての最低条件だと思います。
 プロは結果が問われます。
 プロ教師は子どもが育ち、目に見える目標や結果をのこすことを意識するものだと思います。例えば、
「あの先生が担任したら、子どもの平均点が上がる」
「あの先生は、子どもたちの世の中への関心を高めてくれる」
などと言われるようにならないと、プロ教師とは言えないのです。
 プロ教師になるには教育実践がすべて。
 教育書や学級経営の本を読みあさり、セミナーにいくら参加しても、決して授業や学級づくりはうまくいきません。
「ここを、どうすれば良いのだろうか?」という問題意識を持ち、その上で本を読んだり、セミナーを聴いたりして、もう一度、子どもたちへ教育実践し、常に子どもを通して学んでいくことが大切です。
 では、教育実践はどうすればよいのでしょうか。
 授業や学級づくりで教師が力をつけるために、教育実践を工夫し、失敗や成功を、ちゃんと受け止めて学び、自分の教育実践を改善していくようにするとよいと思います。
 子どもたちとの教育実践からしか、教師は力をつけられないものなのです。
(多賀一郎:1955年生まれ、神戸大学附属小学校を経て私立小学校教師。退職後は追手門学院小学校講師、専門は国語教育。在職中に日本私立小学校連盟国語部全国委員長歴任。親塾・教師塾等で保護者・教師教育の手助けをし、全国で講演)

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