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いじめの前兆に目を光らしたり、いじめがわかったときなど、どう指導すればよいか

 いじめは、いじめられる子どもだけでなく、いじめた子も不幸にする恐ろしいものです。発見したら即対応です。
 いじめの前兆に目を光らします。いじめは「芽」のうちに摘み取ってしまいましょう。
「いじめは」いきなり起きるのではありません。些細なもめごとや、からかいが、徐々にエスカレートして「いじめ」になります。
 ですから「これがいじめ?」と思えるような、かすかな前兆を見逃さないように注意しなくてはいけません。
 いじめの前兆に気づかず見逃すと、子どもや保護者が不安になるだけでなく、深刻ないじめに発展する恐れがあります。
 いじめの前兆を見逃さず、的確に指導することで、いじめを防止することになり、子どもも保護者も安心する。
 子どもや保護者の相談には、真剣に耳を傾けなくてはなりません。「それは考えすぎ」「単なるいたずら」などとは思ってはいけません。
 その子とクラス全体を観察する目をさらに厳しく「いじめの前兆」はないか、どうかを見極めましょう。
 何かことがあるごとに、対応し、保護者に報告します。
 グループから外れる、からかわれやすい、非難をうけやすい、など、そのような子どもがいたら、気をつけて見ておきます。
 そして、機会あるたびに周囲の子どもを指導するようにします。保護者も何となく、わが子が友だちから避けられていると感じています。
 指導するたびに連絡を入れ、日頃から少しずつ安心してもらうよう努めましょう。
 もしも、深刻ないじめを発見したら、いじめと闘う決意を伝える。
 深刻ないじめを発見したら、クラスの子、全員に対してはもちろん、いじめられている子と、その保護者に対しても、教師が全面的に子どもを守ることを約束し、いじめと闘う姿勢を示します。
 いじめを憎み、闘う教師の姿勢で、子どもと保護者の信頼と安らぎを取り戻しましょう。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる) 

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