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よい教師は、気持ちをさっと切り替えるスイッチをもっている、教師が変わるとクラスも変わる

 クラスの空気は、教師の雰囲気で大きく変わります。
 教師が明るく元気でいれば、クラスは明るく元気になります。まずは、教師が積極的に元気を出すことです。
 教師が大きな声であいさつする。休み時間に元気に外に遊びに行く。楽しそうに子どもの前で笑う。
 そんな教師の様子を見て、子どもたちも元気になっていきます。
 何事も、教師が率先垂範、教師が見本になって、元気を子どもに与えていきましょう。
 逆に、教師が落ち込んでいたり、イライラしていると、悪い雰囲気が教室に充満していきます。
 教師が失敗をひきずって自信や元気を失っていては、元も子もありません。
 不安な思いがあっても、落ち込んでいても、子どもの前ではさっと元気に振る舞えるワザが必要です。
 よい教師は、気持ちをさっと切り替えるスイッチをもっています。
 そのための心構えを持ったり、疲れを癒すための趣味を持ったりすることは、教師にとって非常に重要なのです。
 子どもの前に立つのが楽しいという雰囲気がでるといいですね。
 いつでも、子どもの前にフレッシュな気持ちで立つことができる。
 そんな教師を子どもたちは好きになります。
 教師の元気が周りの子に広がり、自然と教室中が明るい雰囲気になってきます。
「元気を出して」という声かけよりも、教師の態度でクラスの「空気を変える」のが大切です。
(桔梗友行:1977年宮城県生まれ、兵庫県公立小学校教師。ユニット授業や学び合いに取り組む。「学び合うin神戸」主宰)

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