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職員室のルポ、教師の実態とはどのようなものか

 学校に電話をかけると応対が失礼なことがある。
 教師は電話の対応の仕方を教わらない。サービス業のように電話対応で顧客を失うことがないから、サービスのサの字もない。
「はい、はい、誰ですか」と日頃の偉そうな口調そのままのときがある。
 学校には隠蔽する体質がひそんでいる。
 学校で起きた諸問題を教育委員会に報告するとき、問題のレベルが学校によって違うから、その程度の問題は問題でないと勝手に判断してしまう恐れがある。
 校長も管理能力を教育委員会から測られているため、負の遺産をかばおうとすることがある。
 教師は定年になるまでに現場を離れたいと願うのであれば、教頭など管理職になるか、教育委員会に入ることである。
 しかし「定年まで子どもと関わりたい」という教師が多い。
 だが、その教師の仕事ぶりや人間性を評価されれば、管理職や指導主事に推薦され選考を受けることとなる。
「なんであの教師が? 次は自分だと思ったのに」と思う教師は肩書が欲しいのかも。
 体育の教師は、早朝に学校に来て、最後に帰り、上下関係に耐えてきた教師が多い。 先輩教師を敬い、後輩の面倒をしっかり見る。
 体育教師は、円滑な学校運営の立役者で、生徒の規律も体育教師の力量によることが多い。
 教師の基本は授業で商売している。授業をしっかりしていれば、子どもたちはついてくる。
 なめられている教師は、授業をおろそかにしているか、明らかに力量が足りない。
 授業の中身の充実は、知識の向上と、考え方、生き方、道徳心、自分を律する心など様々な視点で成長できる。
 ときには、手のつけられないような子どもがいる。ある信頼されているベテラン教師は、
「勉強が苦手でしかたがない子どもに強要しても、子どもがかわいそうなだけ。教室に居場所をつくることが我々教師の仕事」
という。
 その子のやり場のない心境を察知し、気持ちよく通学させるのが教師の仕事である。
 卒業式や転勤の際に、花束や寄せ書きをもらい「先生のおかげです」と、子どもや保護者から感謝される教師がいる。
「お礼を言われても。これで給料をもらっているんだから」
と、純粋な気持ちの教師がいる。
 時間を惜しまず、子どもたちに親身になる。こんな教師がまだまだいる。捨てたもんじゃない。
(非常勤太郎:昭和40年代東京近郊生まれ、塾の教室長、私立高校教師、その後臨時的任用教師として公立学校、特別支援学校等のチーフを任される)

 

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