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子どもが宿題をやってこないとき、どう指導すればよいのでしょうか

 何度注意しても、宿題を提出できない子どもはどのクラスにもいるものです。
 担任もあきらめて、対応がうやむやになってしまうことがあります。
 担任が保護者に、
「宿題をやってきません。おうちで見ていただけますか?」
 と頼むと、
「勉強を教えるのは学校でしょ。こっちだって忙しいのに」
 と反発が起きることがあります。
 宿題はやりたくないから、価値があるのです。
 怠け心に打ち克ってやる。
 その心を鍛えるためにあります。
 宿題忘れが常習的になってしまった子どもの保護者には、個人面談のとき「宿題の意味」を保護者にしっかりと伝え、協力を要請しましょう。
 保護者がわが子に、声かけやチェックだけなら、時間もかからず負担も少ないはずです。
 子どもが宿題を終えたら、保護者のサインをもらうという仕組みをつくります。
 宿題をやってあるかどうかだけのチェックです。
 3分もあれば十分ですから、保護者の負担にはなりません。
 年度はじめや学期始めの懇談会や学級通信で協力をお願いしましょう。
 また、宿題は必ず全員ができるものを出すことが鉄則です。
「全員できて、簡単にチェック」という仕組みで、宿題を忘れる子どもはぐんと減ります。
 さらに、漢字練習や計算練習など「毎日、必ずある」という宿題をつくりましょう。
 保護者も「今日は宿題ないの?」と聞く必要がなく、子どもも、ごまかすことができません。
 量は少なめで十分です。
 宿題の「定番」をつくることをおススメします。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる) 

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