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子どもは自分が心に描いている教師のイメージで反応する

 子どもの心の中に描かれている教師のイメージを分析してみることが重要である。どのような姿に、子どもたちが教師を描いているのか正しく把握しておくことが必要になる。
 子どもは自分が心に描いている教師のイメージで反応する。したがって、教師の客観的な姿を正確に反映しているわけではない。そのため、学級に40人の子どもがいれば、40通りのイメージがあることになる。
 そこで、教師と子どもとの人間関係は、子ども一人ひとりの教師のイメージを明確にすることが人間関係の検討にとって大切なことである。
 子どもが好きな教師の人間像には、その教師の指導方法や態度、能力や学識、にじみ出る教師の人格、性格や言動、年齢や性別など、いろいろな面から描き出される。
 この教師像を正確につかむことは容易ではないが、好きな教師の条件を選択させたり、自由に記入させて、子どもが願う教師の姿をとらえることができる。
 子どもが教師はこうあってほしいと願う理想的な姿から、教師は指導の欠点や子どもとの関係の持ち方を反省する機会が得られる。
 好きな先生・嫌いな先生の研究は多いが、好き嫌いの条件の例をつぎに示すと
(1) 好きな先生
 ユーモア、親しみやすい、やさしい、はきはきしている、いっしょに遊ぶ、教え方がうまい、公平、指導熱心、陽気、 清潔なみなり、知識・教養がある
(2) 嫌いな先生
 えこひいき、短気・怒りっぽい、こごとをいう、独断的、いばる、親しめない、不公平、時間を守らない
(岸田元美:1922年生まれ、徳島大学名誉教授、元鳴門教育大学副学長)

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