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学級の崩壊の前兆を見逃さず、学級を立て直すには、どうすればよいか

 学級づくりや生徒指導について学ぶ教師が増えています。
 その教師の多くが、自らの身に学級崩壊の危機が訪れた時に、はじめて本気で学び始めたと言っています。
 私自身も、著名な先生方の話を聞き、教育書を読み、全国さまざまな実践を参考にしながら、教師に必要な力量を高めるため学びました。
 ピンチはチャンスと言います。クラスがまとまりに欠ける、指導がスムーズに通らないといった状況にある場合、その時にこそ、学級経営や授業について真剣に学ぶチャンスです。
 学級が崩壊してしまってからでは、立て直しは非常に難しくなりますから、前兆を見逃さず、早い段階で手を打たなければなりません。
 例えば、授業に真剣に参加しない。平気で忘れ物をする。宿題を怠る。学校のきまりを破る。時間にルーズになる。掃除を真剣にしない。
 そのような子どもが増えてきたら、学級が乱れている証拠です。崩壊の前兆と考えて、すぐに次のように対応しましょう。
1 まずは授業規律を立て直す
 授業に集中できない子が増えてきたと感じたら、努めて子どもを引きつける授業づくりの工夫をしなくてはなりません。
 子どもの興味・関心を引く題材や教材を準備して、子どもが意欲的に参加できる楽しい授業を行います。
 その中で、話を聞く態度や授業を受ける姿勢、挙手の仕方や発言のきまりといった授業規律を丁寧に指導して、教師の指示通りに活動できるようにしていきます。
2 子どもと触れ合う機会を増やす
 学級の統率がとれていないと、子どもとの関係がしっくりいかなくなってきます。
 子どもたちが教師を敬遠するようになり、指導を受け入れなくなります。「しっくりこないな」と感じたら、子どもと触れ合う機会を増やすようにしましょう。
 休み時間に子どもたちと一緒に身体を動かしたり、会話を交わしたり、教師から子どもに近づく努力が必要です。
 一緒に遊び、話をするうちに、互いに知らなかった一面に気づき、親しみを感じるようになります。
3 当たり前にできていることに目を向ける
 学級に落ち着きがなくなると、悪いところばかりに教師の目がいきがちです。
 当たり前にできていることにも目を向けるようにしましょう。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる)

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