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職員室の同僚教師との関係づくりで大切な「あ・そ・ぼ」のルールとは何か

1 あ 
 職員室で大事なあいさつは、退校時のあいさつです。
 午後から出張する場合、黙って学校を出て行ってはいけません。学校を離れることとは「子どもから離れる」ことだからです。
 自分が学校にいないとき、自分はどこで何をして何時にもどるのか、同僚に知らせる、それが職員室のあいさつです。
 校外に出る場合は、学年主任へのあいさつはもちろん、職員室の教頭や教務の教師の前を通って「あいさつ」をして職員室を出ていくようにします。
 周囲に誰もいなければ、退出時間も書いて必ずメモを残していきましょう。
2 そ
 相談とは、教師の仕事を学び理解を深める大事なはじめの一歩なのです。
 学校現場は、常に動きながら学んでいくところです。
 職員室も同じで、事前に至れり尽くせりでノウハウを教わることはありません。そんな余裕もありません。
 実践の中で疑問が生じた時に明確な答えを、問題にぶつかった時に適切な対応を学ぶことで、教師の仕事について理解を深めていきます。
 ですから、困った時や、やり方がわからないことは、まずは自分なりに頭を使って考えることが大切です。
 そして、考えたように行動していいか「相談」します。
 例えば、校務分掌のプリント作成にしても、いきなり「どう作るのか」たずねるのではなく、まずは自分で過去のものを調べて内容を把握し、今年度はどうするか考えて、仮につくったものを教頭や主任にみてもらいます。
3 ぼ
 職員室のいいところは、年齢をこえて、同僚として、お互い助け合うことが当たり前にできることです。すすんで「ボランティア」を実現しましょう。
 ボランティアとは、奉仕すること、すなわち相手に尽くすことです。
 例えば、放課後の学年会の話し合いの時に「今日は寒いから、温かい飲みものがあったほうがいいかな」とお茶をいれたりします。
 また、算数の学習プリントを作成したら「こんな教材を作ってみましたけど、どうでしょう」と同じ学年の教師にみてもらいます。
 そして、アドバイスをもらって修正したら、学年分を印刷して「よかったら使ってみてください」と他のクラスの教師にもお渡しします。
 このように、自分にとっても同僚の教師にとっても「あったらいいな」「できたらいいな」ということを実現することです。
 自分の仕事の範囲はここまでだから、とはじめからバリアをつくってしまっては、いい同僚関係は築けません。
 若い教師は、教師としての経験が少ないからこそ、自信を持ってできることには、積極的に手と体、頭を動かし、特技を活かしていくようにしましょう。
 得意なことをやるのは楽しいですから、多少仕事が増えてもうまく効率よくこなせるはずです。
 そういうアピールを職員室は歓迎しています。
(有村久春:1948年生まれ 元東京都公立学校教員・小学校長 岐阜大学教授 専門は生徒指導論、カウンセリング、特別活動論)

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