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学習規律とは何か、どのようにして学習規律を教えれば、できるようになるのでしょうか

 授業を行うには、学習するのにふさわしい環境が必要です。
 落ち着いた、整然とした学習環境であれば、集中してじっくり考える時間が持てます。自分の考えを発表したくなります。友だちの考えを聞いてみようと思います。
 「なるほど」「あっそうか」と発見があり、学ぶことが楽しくなるのです。
 はじめに、どのような環境で授業をするのがよいかという必要性を含めて「学習規律」というルールを教えることが第一段階です。
 徐々に教えていけばいいだろうと安易に考えてはいけません。
 4月当初、子どもたちが教師の様子を探っている時期を逃さず、教えていくことが大切です。
 次は教え続けることです。
 教師が学習規律の話をして、全員がすぐに習得できるのは、指導直後のみであると考えたほうがいいでしょう。
 繰り返しほめながら、教えつづけること。妥協せず徹底することが大切です。
 教え続けることができるか否かで、今後の授業が大きく変わるものです。
 この段階が教師の頑張りどころなのです。
 「大体の子はできている」ではなく「全員できる」ことを徹底しましょう。
 最後は、当たり前にできることとして習慣化することです。
 子どもたちに身につけさせたい学習規律は、
1 休み時間に次の学習の準備をする
2 授業始めのあいさつをする
3 よい姿勢「グー・ピタ・ピン」
(1)グー:机と身体の間隔はグー
(2)ピタ:足は床にピタッ
(3)ピン:背筋はピン
4 指名されたら返事をする
5 聞き方「あいうえお」
(1)あ:あいての顔を見て
(2)い:いっしょうけんめい
(3)う:うなずきながら
(4)え:えがおで
(5)お:おしまいまで聞く
6 話し方「あいうえお」
(1)あ:あいての顔を見て
(2)い:いっしょうけんめい
(3)う:うんと口をあけて
(4)え:えがおで
(5)お:おしまいまで話す
7 話し方・話し合い方
「〇〇です」「〇〇だと思います」「理由は〇〇です」「Aさんと違って〇〇です」
8 ノートに書くときは、下敷きを入れる
9 線を引くときは定規を使う
10 授業の終わりのあいさつをする
 この学習規律の環境をつくることは、教師の重要な役目です。
 後は、教師の授業力で磨いていき、子どもを育てていくのです。
(川原田友之:1952年福島県生まれ、千葉県公立小学校教師、教育委員会指導主事、課長。退職後は東京都教育研究所主任研究員)

 

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