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トラブル対応は初期が最も重要である、「トラブルは恥」という意識は捨てよう

 トラブル対応は、初期段階が最も重要です。
 教職員の精神の健康管理のためにも、指導の悩みやトラブルに関する相談を出し合い、情報を得ることのできる雰囲気を職員室につくろう。
 近年は、教職員評価制度が導入されたことで、管理職にトラブルを知られることを避ける教師が増えているようです。
 仕事上の悩みや相談を気軽に口にできない雰囲気が職員室にまんえんすると、トラブルが管理職の耳に入ったときには、手の付けられない状況になってしまいます。
 学校ではトラブルが起きるのが当たり前と考えるのがふつうです。
「学校はトラブルがあって当たり前」であることを、管理職が機会あるごとに伝えていくことが必要です。
 その機会を積極的につくるためにも、管理職はすべての教職員との会話を毎日欠かさないことです。
 管理職が教職員と個別に話をし、聞いていると、必ず子どもの指導に対する悩みやトラブル対応などについて、教職員が口にするようになります。
 何かと課題の多い教育現場において、何の悩みも抱かえていない教師は、誰一人いません。
 教職員の本音を引き出すことができるのは、管理職しかいません。
 活動的で自己主張のかたまりのような子どもたちが集まるのが学校です。
 友だちとの摩擦を経験して、子どもたちは成長していきます。
 ですから、どんなに学級経営がうまくいっているクラスでも、毎日、必ず些細ないざこざは起きているはずです。
 その些細なトラブルに対して、教師がどのような初期対応をとるかによって、クラスがさらにまとまるのか、逆に大きな問題に発展するのかが決まります。
 大きなトラブルに発展してしまった事案の中には、初期対応をもっと丁寧にやっていたら、大きな問題にはならなかったというものが、たくさんあります。
 子どものトラブルも保護者対応も、初期対応が8~9割の比重を占めると言って過言ではありません。
 的確な初期対応をとるためには、些細な問題を出し合うことのできる雰囲気を職員室につくることが大切です。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる)

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