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リーダーはピンチになっても、常に前向きで明るくなくてはつとまらない、どうすればよいか

 現在の学校現場は、課題が山積しています。
 しかし、リーダー(管理職)があきらめて暗くなってしまえば、その組織は本当にダメになってしまいます。常に前向きで明るくなくてはつとまりません。
 自分が勤務している学校を好きになることが、学校をよい方向に導き、子どもや教職員を伸ばすための最大の方法です。
 学校が好きということは、子どもや教職員のことを好きということです。
 好きになれば、子どもや教職員の弱点や不足を克服させるための仕組みづくりや指導にも、愛情と熱意が込もります。
 たとえ、子どもや教職員が失敗しても「成長の糧」「もっといい方法があるはず」と、前向きに考えることができます。
 リーダー(管理職)が学校や自分を好きでいてくれるとわかれば、子どもも教職員も期待に応えようと頑張るようにもなります。
 学校が好きというリーダー(管理職)が明るく前向きな姿勢の学校をつくるのです。
 リーダー(管理職)は、教職員の指導法や授業、子どもに対する言葉づかいなどが気になるものです。
 責任が自分にかかってくるというプレッシャーから管理的になる人もいるかもしれません。
 しかし、ことあるごとに伝えると、正論で、その人のためだと思っても「細かいことで口うるさい」「監視されているようだ」と思われてしまいます。
 ここぞというときは、厳しく指導しなくてはならない場合もありますが、ある程度のことは、おおらかに見てあげるくらいで丁度です。
 たとえば、少々気が利かないのはおおらかな証拠。整理整頓が行き届かないのは、子どもの指導に熱心で忙しいからと、プラスの方向で教職員を評価するように努力しましょう。
 物事を前向きにとらえる人は、ピンチになっても、決して悪い方向に考えません。
 最悪の事態を想定しながらも、冷静に次々と的確な対応をしていきます。
 その対応の仕方によって、たとえば、クレームつけてきた保護者が学校を信頼するきっかけになったというような事が起こります。
 学校のリーダー(管理職)は「ピンチをチャンスに変える力」が必要です。
 組織のリーダーが暗く沈んでしまっては、解決できるものも、できなくなってしまいます。
 少々のピンチがやってきても、その状況を楽しむ。教職員の団結力が強まる機会になると思う。自分自身の経験と力量アップの糧になると考える。
 それくらい、前向きに構えることをめざしましょう。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる)

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