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人生を幸せにするには、どのように生きればよいのでしょうか

 しあわせの源泉は感謝のこころだと思います。
 一つの出来事に感謝できるからしあわせなこころになれるのだと思います。
 客観的な「しあわせ」があるのではなく、あるのは「しあわせ感」なのです。
 ほんの小さな出来事に感謝の気持ちが湧くと、それがしあわせ感を呼び覚まします。
 良いことが起こっても、それに感謝が伴わないと、しあわせ感にはつながりません。
 私のある患者は、自分の過去を振り返って、多くの人の世話になってきたことに気づき、まわりの人々に感謝の言葉を出すようになりました。
 「しあわせ感」を持つことができる秘訣は感謝することです。
 私は日常生活において「感謝の訓練」が大切だと思っています。意識的に感謝する習慣をつけるのです。
 私は毎日、感謝できたことを三つ書き出すことを実行しています。不思議に毎日感謝できることはあるものです。
 どんな小さなことでもいいのです。「梅が一輪咲いた」などです。
 「幸せをよぶ法則」は楽観主義です。物事を悲観的にとらえるのではなく、楽観的にとらえることです。
 楽観性が免疫系に活力を与え、身体的な健康をもたらす。
 フランスの哲学者アランは「悲観主義は気分だか、楽観主義は意思である」という有名な言葉を残しています。
 この楽観主義に信仰の裏打ちがあれば、もっと良いでしょう。
 何事も信仰をもって気楽に受け止めることができれば、どんなに気が楽になることでしょう。
 心がどこを向いているかで、その人の人生が決まります。
 仕事にばかりこころが向いてしまい、家庭にこころが向いていないと夫婦関係や親子関係にゆがみが生じます。
 たとえ家庭で過ごす時間は短くても、こころがしっかりと家庭に向いていれば大丈夫です。時間の長短ではなく、こころの方向が大切だからです。
 この世に誕生することを「生まれる」と言います。「生まれる」のは受け身です。私たち一人ひとりは生をうけたのです。与えられた生を傷つけたりしないこと。
 それが命を与えてくださった神さまに対する人間のつとめだと思います。
 人生にはさまざまな試練、苦難、不都合なことが起こります。それをどのように乗り越えていくかは人によって違います。
 私の人生を振り返ってみると、やはり、私にとって多くの「不都合なこと」が起こりました。そのたびに私は聖書の、み言葉によって、支えられてきました。
 「信仰によって乗り越える」と言われますが、まさにそのような体験を何度もしました。
 自分がくだした決断を「良し」とするためには、決断の結果として出てくるマイナス面を覚悟することが必要です。
 覚悟するためには「このマイナス面は耐えていればきっとプラスに変えられていく」という確信が必要です。
 祈って神に委ねた場合は、たとえ結果が人間的に見て思わしくなくても、委ねた結果としてそこに自分の思いと別の意味を見つけて積極的に受け入れることができるでしょう。
(柏木哲夫:1939年兵庫県生まれ、淀川キリスト教病院理事長、大阪大学名誉教授、ホスピス財団理事長。専門はターミナルケア。クリスチャン)

 

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