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授業中の子どもたちのおしゃべりのなくし方

 授業中、おしゃべりをする子がどの学級にもいる。
 このおしゃべりにつられて学級全体がざわざわして落ち着きがなくなっていく。
 こんなとき「おしゃべりをやめなさい」と注意しても、一瞬は静かになるものの、しばらくするとまたおしゃべりが始まる。
 そこで、さらに声を荒げて「おしゃべりをやめなさい! 何回言ったらわかるんですか」と怒鳴ってしまうことになる。
 しかし、あまり効果がない。威圧的な力によって静かにさせているだけである。
 学級の子どもたちに静かにする努力を励ましたり、支援したりするようにすることが大切である。
 例えば、学級全体がざわざわしているときは、その中でも、ましな状態はどこかを捜して、教師は班やグループや列を単位にほめる。
「3班は、誰もおしゃべりをしていません。さすがです」と言う。
 このほめ言葉を聞いて、おしゃべりが減ってくると教師はすかさず「2班と5班もおしゃべりがなくなりました」とほめる。
 このように次々とほめていくと、おしゃべりがなくなっていく。
 おしゃべりをなくそうとするとき、その原因を見つけることである。
(1)勉強がわからないため
 勉強がわかるような手だてを講じれば、おしゃべりはなくなっていく。
(2)友だちとの低い友情関係のため
 近くの席にいる子どもたちの力を借りて、注意し合うようにすれば、おしゃべりはなくなっていく。
 あるいは、生活班や学習班を使う。
 おしゃべりする子のとなりに班長がすわって、おしゃべりが始まったら、すはやく肩や腕を軽くつついたり、小さな声をかけたりして注意する。
 班のみんなで注意し合うようにすると、もっと効果的である。
(3)教師への反抗から
 その子が持っている不満や思いをさらけ出させ、その子の側に立って共感的に理解してやるような努力を続ければ、おしゃべりはなくなっていく。
(加藤辰雄:1951年愛知県生まれ、名古屋市立小学校教師退職後は、愛知県立大学非常勤講師。「読み」の授業研究会運営委員)

 

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