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授業で学級をつくるには、どうすればよいか

 授業で学級をつくるとは、授業を通して子どもたちとの信頼関係を築くということです。
 たとえば、授業の中で「間違った発言」があった時に担任がどのような姿勢を示すかが、その子どもとの信頼関係をつくるうえで、大きく影響します。
 肯定的なまなざしや、発言が必要であり、その発言を授業の深化につなげることのできる「授業力」を身につけることも求められます。
 そして、「間違い」発言に“笑い”や“やゆ”が生じた場合、素早く反応し、その問題点を指摘しなければなりません。
 また「課題をかかえる子どもを中心にした学級づくり」にとっても、授業は学級づくりと密接につながってきます。
 彼ら念頭において「子どもの興味を引き出す」教材を準備し、授業への参加を可能にする授業スタイルを考えます。
 彼らに発問し、その発言を授業の深化につなげていくようにすることが大切なのです。
 その一方で、彼らとの話し込みなどで、自分の学習に対する姿勢を見つめさせていきます。
 彼らの将来への希望とも合わせて学習にとりくむ気持ちを引き出し、その“決意”を学級に明らかにする取り組みが必要です。
 次に、仲間づくりでは授業においても、
「お互いの違いを認め合える」
「ありのままの自分でいられる居場所がある」
 という視点が必要です。
 授業において、子どもたちがさまざまな意見を出し合います。
 そのことがお互いに響き合い「そうかァ」、「なるほど」といったように理解が深まります。
 新しい発見があるような教材や授業スタイルが工夫されることが、
「お互いの違いを認め合う」
 という学級づくりにつながっていくのです。
(磯野雅治:1947年京都市生まれ、大阪府公立中学校社会科教師。2008年定年退職。学級づくり交流センターるるる塾を主宰)

 

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