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教師に向かない人、向く人とは、教師に必要な人間としての資質とは何か

 教師は、子どもの心をつかみ、信頼され、指導に従ってもらえる関係を作り出す能力が必要とされる。
 教師は子どもとの間に気持ちの通じ合いが求められる。
 しかし、通じ合っても友だち関係ではなく、師弟関係が必要である。
 また、子どもが言うことをきかないと、すぐ怒鳴ったり、子どもに睨まれたら腰がひけるようでは教師の仕事が務まらない。
 こう考えるなら、教師に向かない人は、一般的に言って、
(1)子ども嫌いの人
(2)大人しすぎる人
(3)すぐに感情的になる人
(4)人の痛みがわからない鈍感な人
(5)暗い人
 は、教師に向かないと思われる。
 教師として求められることは、
(1)教育への熱意と迫力
(2)子どもが好き
(3)子どもの気持ちが感じとれる
(4)子どもに軽視されない人間的存在感
(5)スキンシップを深める
 といった能力である。
 また、教師に必要な人間としての資質は、
(1)開かれた柔軟な性格
(2)自信と心の安定
(3)暖かさと協調性
(4)社会的な常識と責任感
 が考えられる。
 実践を通じて自分を見つめ、反省し高め、新たにしていくといったたえまない努力が人間的な成長をもたらすであろう。
(梶田叡一:1941年生まれ、国立教育研究所研究員、京都大学教授、兵庫教育大学学長等を歴任し、奈良学園大学長)

 

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