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教師、教頭、校長はどのような人がよいか

1 子どもが「信頼する」先生、「好きな」先生、「嫌いな」先生
(1)子どもからの「信頼が高い」先生は、
・授業がうまく
・明るく
・元気で
・人間味あふれる教師
(2)子どもが「好きな」先生は、
・ユーモアがあり
・親しみやすい
・やさしく、時に厳しい
・一緒に遊んでくれる
・教え方がうまい
(3)子どもが「嫌いな」先生は、
・えこひいきをする
・短気ですぐ怒る
・がんこである
・独断的である
・小言をよくいう
2 教頭は、臨機応変で、人柄がよい人
 教頭は学校組織を交通整理する役割である。
 どんなことでも臨機応変に子どもの立場にたって交通整理しなければならない。
 教頭の要件は、
(1)誠実・堅実・果敢が求められる。
(2)人に好かれる人間性が根本となる。
(3)対人関係を肯定的にこなす。
(4)自信をもって、明るく笑顔で接する。
(5)ユーモアがある。
(6)人柄がよく、そこにいるだけで職員室の雰囲気が良くなる。
3 校長
 学校の善し悪しは校長で決まる。
 校長の指導力は、教師との良好な信頼関係で決まる。
 指導力は始動力であり、校長の方針や抱負は教師の働きによってはじめて実現する。
 校長の要件は、高い志と使命感と実行力
(1)どんな学校にしていくのか。明確なビジョン、理念を示す。
(2)具体的な対応、方策を選んで決めていくという決断力をもつ。
(3)校長が陣頭指揮をとる。日々の校長の言動が学校の風景に映る。
(4)校長のパワーと、子どもへの情熱の深さが物事の成否を決める
(5)誠実、前向き、ワクワクさせてくれる人柄。
(6)人間味のにじみでる笑顔の人。
(明石一郎:大阪府公立小学校教師、全国同和教育研究協議会事務局長、大阪府教育委員会指導主事、貝塚市立小学校校長を経て関西外国語大学教授)

 

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