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教師は笑顔になると成長できる

 教師が笑えない状況に陥ったとき、笑顔でいることのむずかしさを痛感することがあります。
 教師が笑顔にできる状況にするには、教師自身や環境を肯定的に変容させることです。
 イライラし、笑顔になれない生活を笑顔あふれる生活に変えることが、教師としてステップアップになります。
 そのために、笑顔でいることができるように、自分の生活を見直してみることはとても大切なことであり、それが教師としての成長につながっていくと考えます。
 新任教師のころ、本当に仕事がつらく、辞めようかと思ったことが少なくありませんでした。
 そこで、何がつらいか考えてみました。一つひとつ生活を見直していくと、通勤時間が長いことに気づきました。
 そこで、椅子に座ることのできるバスに変えました。
 バスで読書をするようにしました。読書を通して、私は様々な人に出会い、教室での子どもたちと私の表情は笑顔になり、今の私につながりました。
 笑顔になるために毎日の生活を見直し、それを続けていくだけで実は大きな変化があります。
 教師は笑顔を続けるべきだと思います。
 少し笑ってみてください。
 子どもたちも笑顔の教師が好きです。
 子どもたちが自然と集まってくるはずです。
 笑顔がある生活にすることは、実は教師を変え、子どもを変える第一歩になるのです。
(長瀬拓也:1981年岐阜県生まれ、 横浜市公立小学校教師を経て岐阜県公立中学校教師。授業づくりネットワーク理事、教育サークル「未来の扉」代表代行、クラス・マネジメント研究会代表)

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