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学校に適応している教師・困った教師とは、どのような教師なのでしょうか

1 学校現場に適応している教師
 共通して元気で、個性的で、よく食べ、体力もあって、子どもと一緒によく笑い、子どもに交じってよく遊びます。
 教師が元気で笑顔でいること、教師自身が声を出して笑うこと、これは資質能力としてとても大事なことのようです。
2 困った教師
 教師本人は意識していないのですが、子どもや周りの教師・管理職・保護者からみると困った教師がいます。例えば、
(1) 教師としてのスキルを向上させることに抵抗を示す教師
「私はそんなことしたことがないから教えられない」と、つぶやく教師もいます。
 昔の指導スキルだけで何年も安穏としている教師です。
 常に向上心を持ち、新しいことにチャレンジすることが必要ではないでしょうか。
(2) 子どもたちの変化を受けとめられない教師
 自分の過去の経験から見通せる子どもには対応できるが、その枠からはずれる子どもに対しては、排除したり、レッテルをはったりする教師を見かけます。
「成績がよくて、教師の言うことをよく聞く子どもがよい子ども」と、子どもの評価する教師があいかわらず多い。
 子どもの変化を受けとめ、目の前にいる子どもに愛情を注ぐ教師であってほしい。
(3) 教師として常識を欠く
 携帯電話しか使ったことがない教師が増え、学校の電話の使い方や受け答えに戸惑いを感じている。
 教師自身が親から叱られたことがないので、子どもの叱り方がわかりません。
 小学生の頃に挨拶したことがないので、「とくに困らなかったので挨拶する必要がないのではないか」と考える教師もいます。
 さらに「なんで、ありがとうという必要があるのですか」と真顔で答える教師もいます。
 管理職が「教室に入るときは、ニコッとしたほうがよいよ」とアドバイスをされると「そんなにいつも笑顔でいられません」と言った教師がいたそうです。
(4) 失敗や困っていることを誰にも話せない教師
 自分の評価を気にしすぎる教師がいます。
 誰かに相談すれば失敗したことが知られてしまい評価が下がるのではないかと気にして何も話せないようです。
 問題にぶつかったときに、すぐにくじけて折れやすい傾向もあります。
 思いきりやって失敗してみて、それによって成長しようといった前向きの意識が低いようです。
(5) 他の教師が急に休んだため、自分のその日の予定を急に変えさせられると過度に負担やストレスになると感じてしまう教師
(6) 教師の世代間の乖離が深刻になっている
 世代間の教育技術の伝達が難しくなってきている。
「先輩の教師は、何も教えてくれない」
「後輩の教師は何を考えているのかわからず、教える気持ちにもならない。ことばも通じないし、礼儀もない」
(富永直也:京都府公立小学校教頭、指導主事、京都教育大学准教授を経て立命館大学教職教育推進機構 嘱託講師)

 

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