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担任と保護者が良好な関係をもつには、どのようにすればよいか

 教師は子どもから投げつけられる暴言や保護者からの苦情で非常にストレスのたまる仕事です。
 教師は自分の感情を上手にコントロールできる力をつけていかないと、子どもや保護者とつながることや、トラブルを乗り越えていくことはできません。
 斎藤 修は保護者と関わるとき、最初の懇談会で次のようなお願いをします。
1 この時期の子どもというのは自己中心的に物事を考えます。
 ケンカをしたときにも自分のしたことは忘れて、されたことだけを家で話すことが多い。
 わが子の話は信じてもいいと鵜呑みにしないでください。
2 トラブルを通して子どもは自分を理解し、相手を理解していきます。
 トラブルは子どもの成長にとって必要なことです。
 トラブルがあっても、見守るという姿勢が大切です。
3 教師と子どもは信頼関係で成り立っています。
 子どもはいい先生だと思うと指導を受け入れます。
 わが子の前では、子どもと教師の信頼関係を崩すような言動は避けてほしい。
 私も保護者の悪口は絶対に言いません。これはお互いの約束です。
4 子どもの不安なことや心配なことがあったら連絡帳を使って早めに連絡してください。
 家でがんばったことなども知らせてください。
 私も子どもを励ますことができます。
 家庭と学校が連絡し合い、事実を共有し合うことが子どもの成長に必ず役だつと思います。
5 連絡帳は、いきなり感情的な言葉を書かないで「いつもお世話になっています」といった枕ことばをつけてください。
「どうなんですか?」とかという書き方をしてもらえると、教師も冷静に対応できます。
6 保護者回覧ノート
 クラスを二つに分けて保護者の間に回覧ノートを回します。
 一人何ページ書いてもいい、手元に置いていいのは三日間、書けないときはパスができる。
 書かれた文章はコピーして全員が目を通すことができます。
 保護者たちはぎっしりと書いてくれます。
7 懇談会
 保護者同士が仲良くなるよう、最初によくゲームをします。雰囲気はすぐに明るくなります。
 お互いのことを理解し合うために、趣味や最近がんばっていること、うれしかったことなどについて交流し合います。
 グループ懇談で子育て交流をすると、保護者たちはよく話します。
 同じ悩みを持っていることを知って安心したり、子育てのヒントをもらったり、話し合いは盛り上がります。
 また、三月の最後の懇談会では、保護者一人ひとりに「子育てがんばり賞」のミニ賞状を渡すことにしています。
 保護者たちに好評です。保護者会でも遊び心をおおいに発揮したいものです。
(斎藤 修:1953年福島県生まれ、元千葉県公立小学校教師、全国生活指導研究協議会常任委員)

 

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