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教師も授業にコーチングを取り入れ成長しよう

 私のまわりを見ても、コーチング(注)という言葉は知っているけれど、実際にコーチングを意識して授業をしている教師にほとんど出会ったことがありません。
 私は、これまで学校の仕事が大変だったとき、先輩や同僚の励ましが一番役立ちました。コーチングを学ぶきっかけになったのも同僚の教師からの励ましがあったからです。
 コーチングはコーチが相手に尽くして、受けた人だけが伸びていくのではなく、コーチ自身も人間的な成長を遂げていくことができます。
 自分の授業を改善したいと、英語教育セミナーに参加した教師でも、学んだことを早速、行ってみたという人は案外少ないのです。
 授業を変えるということは、自分の癖と直面するので、嫌なものなのです。
 習慣を変えるという嫌な行為をするには、それなりの仕組み、つまり
コーチングフローとは
(1)
現状の明確化
(2)
なりたい状態
(3)
到達するために必要なこと
(4)
計画立案
(5)
フォローと振り返り
が必要です。
 コーチングノートをつけ、自分の授業を録音して聞いてみて、成果を確認することが必要になってくると思います。
 私の授業はひどいものでした。
 私も自分の声を録音したものを聞きたくないですし、恥ずかしくて、本当は嫌なのですが、録音を聞くことで「あ、この私の発言が生徒の力を伸ばしたな」などといったことがよく見えてきます。
 私が使っているihoneは良質な音で簡単に録音できます。
 プロのコーチと呼ばれる人は必ず自分にコーチをつけています。
 教師であれば、学校内にいる自分の尊敬する教師にコーチしてもらう、というのも一つの方法かもしれません。
 しかし、私個人の意見としては、考え方が同じ人の意見を聞くより、突拍子もないような話をしてくれる人をコーチにしたほうが、自分に見えなかった答えを引き出してくれる気がします。
 私はコーチングを勉強するのに、英語を話す外国の人をつけました。英語教師として英語力も上がり、一挙両得でした。
 あなたには、コーチがいますか?
 コーチングをするためには、Yes…,butをYesにしてくれるコーチが必要です。それは他人でなくても、自分でもよいのです。
 自分自身で、いま、Yes,butになってないか考えてみてください。自分の生き方によい示唆を与えてくれるコーチをつけることで、可能性がグーンと広がっていきます。
(
日野奈津子:横浜市立中学校教師、英語授業にコーチングを用いた実践発表をおこなっている)
(
コーチング:目標の達成やパフォーマンスの向上をめざして、勇気付け、やる気を引き出し、自発的な行動を促そうとするコミュニケーションのスキルです)

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