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人は互いに応援しあって生きている     松岡修造

 人は互いに応援しあって生きていると松岡修造はつぎのように述べています。
 一つの目標に向かって進んでいる人、つまずいて落ち込んでいる人。
 そういう人たちに向かって僕は「大丈夫だ、きみならできる!」と叫んだりして鼓舞したりしています。
 そんな僕の姿を見て「面白い人だな。いつも元気で熱い人だな」と感じることでしょう。
 冷静に語ってしまえば、単なる説教になる恐れがあります。
 特に若い人たちは説教が大嫌いです。
 元気づけるためには、面白さから入るほうが入りやすい。
 僕のオーバーなアクションは応援のメッセージを伝えるための手段だと考えているのです。
 ジュニア時代の僕は、才能があると言われたことはなかった。
 それでも試合に勝ち進みました。
 おそらく、人の気持ちを読む力と、練習をひたすら続けることができる才能があったからだと思います。
 僕は指導する選手たちに対して、得意・不得意や性格を書くように言います。
 そうすることで、自分というものがよく見えてきます。
 プラス面をしっかりみすえることで、それをいかに伸ばせばいいかが分かってくる。
 マイナス面を客観視することで、具体的な克服方法が見えてくる。
 本気で努力すれば、必ず成功の確率は上がっていきます。
 思いを強く持てば、必ず道はひらけてくる。
 ただし、その確率が100%になることなどあり得ません。
 それもまた人生なのです。自分自身の限界まで本気でやってほしいと思う。
 これはテニスだけのことではありません。生きていくうえでさまざまなことに応用できることだと考えています。
 自分はダメな人間だと、何事もすぐあきらめてしまう人がいます。
 努力するのがしんどいから、ダメな自分を認めて楽になりたいだけなのです。
 しかし、そのような人でも応援してくれる人がいます。
 ただ目の前のやるべきことを一生懸命にやることが応援に応えるということなのです。
 人は互いに応援しあって生きている。
 だからこそ私はいつも誰かを応援しながら生きていたいと思うのです。
(松岡修造:1967年生まれ、元プロテニスプレーヤー。スポーツキャスター・タレント。ウィンブルドン選手権で62年ぶりにベスト8入りを果した)

 

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