子どもは笑顔で下校させよ 安次嶺隆幸
子どもは笑顔で下校させよと安次嶺隆幸はつぎのように述べています。
小学校低学年でつまらなさそうに、学校から帰っていく子が一人でもいたら、もう担任の負けです。
その日、叱られてばかりいた子でも、必ずばん回の場面をその日のうちに設定してやり、ほめて笑顔で帰してあげたいといつも思っています。
帰りの時間、教室の出口で一人ひとりと握手し、ひと言声をかけて笑顔で帰す。
このときこそ、担任に対する子どもたちの見えない通知表なのです。
「今日の学校、楽しかったな」
「先生、明日もお話の続き聞かせてね」
そう言って、子どもたちが下校していく姿を見送るときが教師としての幸せな一瞬です。
(安次嶺隆幸:1962年生まれ、東京都私立小学校教師、日本将棋連盟学校教育アドバイザー)
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