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子どもの「やる気を引き出す」にはどのようにすればよいか  新牧賢三郎

 子どものやる気を引き出すにはどのようにすればよいか新牧賢三郎はつぎのように述べています。
 子どもは楽しかったり、満足したりするとやる気がでます。
 つまり、「わかるようにする」「できるようになる」ことがやる気を起こさせます。
 子どものやる気を引き出す教師の授業はとても楽しくなります。
 子どものやる気を引き出す原則は
1 ほめる
 ほめることは教育の鉄則である。
 悪い面もほめて直すことができる。
 例えば姿勢を直したいとき、
「あれ、○○さんの姿勢はいいね。背中が真っ直ぐになっています」
 と、
ほめる方法で姿勢を正された子どもの表情は笑顔になる。
 教師の顔を見て「私だって姿勢がいいでしょ」とクラスの子どもたちは訴える。
 笑顔が絶えないクラスにしたいのだったらほめること。
 子どもの成長を信じて疑わないのが教師である。
 信じて、ほめ続けることが教師の役目である。
 ほめるにはコツがある。
 笑顔で子どもの目を見て全身でほめよう。
 邪心があれば子どもに見透かされる。心からほめよう。
 子どもの変化をほめるようにします。
 ちょっとした良い変化を見逃さないでほめます。
 やってはいけないのは、
「よくやったな。今度は100点を取ろうな」とつけたすこと。
 つけたすことで、子どもは天国から地獄に突き落とされます。
2 目標を達成する
 子どもはできないからやる気が起きない。
 できるようになればやる気が起きるのだ。
 クラスの中には跳び箱ができない子がいます。
 私は四月の一週間以内に跳び箱の指導をします。
「やればできる」と子どもたち全員に示すためです。
 目標を達成するための秘訣は、子どもの能力に応じたスモールステップと飽きないよう少しずつ変化のある繰り返しです。
3 選択の自由
 自由という言葉は解放感があり、やる気を起こさせる魅力がある。
 たとえば、理科室での実験で「理科室にある物ならば、何でも自由に使ってもいいです」と言うと「やったあ」と子どもたちは大喜びする。やる気を起こさせる魔力だ。
4 子どもに共感する
 人間は共感されないとつらい。
 話をしているとき、顔を見てうなずいて聞いてくれると安心する。
 教師は子どもの話をうなずきながら聞き、子どもの気持ちに共感しよう。
(新牧賢三郎:1953年生まれ、元東京都公立小学校教師・月刊「教育トークライン」編集長)

 

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