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仕事は自分を表現し、自分を成長させる場所

 飯田 亮は、あるときから食うには困らなくなった。すると、なぜオレは働いているのか、と考えるようになりましたと次のように述べています。
 そして「やはり自分を表現するのは、この場以外にはない」と改めて実感しました。
 だから働き続けているわけです。
 私の場合、今の仕事を通して以外の自己表現、自己実現というのはできない。
 ある程度はできるかもしれないが、今ほどの喜びは得られない。
 だから、今の仕事に喜びを感じながら働いているのです。
 さて、自分を表現する、と言うと、一見楽しいことのように思えます。
 しかし実際は、決して簡単なことではありません。
 自分を表現できるためには、まず第一にプロと評されるにふさわしいだけの実力を身につける必要がある。
 したがって、仕事は自分自身を成長させる場所でもあります。
 私自身、特に若い頃は、自分を成長させるということについて、ずいぶん考えたものです。
 仕事以外に自分を鍛える場所はありませんでした。
 だから、仕事を通じて自分を鍛えたかったのです。
 やがて気づいたことは、自分を成長させるということは、単に仕事を成功させるとか、技術を身につけるだけではありません。
 もっと大きな意味で、人間としての己を成長させなければならない。
 キザな言い方かもしれないが、高い人格ということです。
 特に肩書きが上がり、率いる人の数が増えれば増えるほど、高い人格を身に備えなければ下の人たちが迷惑してしまいます。
 そういう意味では、仕事というのは修練の場であり、会社は道場です。
 そして、そこで経験し身につけるものは、決して気ままな生活だけでは得られないものです。
 お金の勘定さえ合えば、仕事をしないで気ままに暮らせばいいのだろうか。
 私はそう思えません。気ままな暮らしだけでは、決して到達できないものがあるのです。
(飯田 亮:1933年東京都生まれ、日本警備保障株式会社を創業し社長に就任。セコムに社名を変更し取締役最高顧問。45期連続増収を実現、日本に一大産業を育て上げたベンチャー経営者の元祖)

 

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