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「聞いてまとめる力」を鍛えていかないと子どもの学力は伸びない    成瀬 仁

 「聞いてまとめる力」を鍛えていかないと学力は伸びないと成瀬 仁はつぎのように述べています。
 聞くことは大切です。
 しかし、静かに聞いているのに質問すると答えられない子どもがいる。
 人の話を聞き取って、相手の言いたいことを感知できないのである。
 この「聞いてまとめる力」は学力の基本で、これを鍛えていかないと、学力は伸びない。
 鍛えるためには、子どもに語り、子どもに質問して聞くことが重要なのだ。
 例えば、学校では月に一度くらい全校朝会で校長講和がある。私は講和が終わった後、「今日の校長先生の話で、3つ大事なことは何でしょう?」「校長先生が、みんなに言いたかったことは何でしょう?」と子どもたちに聞く。
 さらに、毎日の朝の会で私が話した後、「さて、先生は、どんなことを話したのでしょう?」と聞くことを私はときどきやる。
 私は国語の「話すこと、聞くこと」に関する授業の終わりの5分間を使い、話を2分間します。
 話の後「この話では3つの大切なことがあると言っていました。
「さてその大切なことは何でしょう?」
「ここで先生が言いたかったことは、何でしょう?」
 と子どもたちに問います。
 この取り組みを続けるうちに、子どもたちはいつの間にかメモをとって聞くようになった。
 自分で覚えられないときにはメモが必要であるということを意識させるためにも、重要な学びとなる。
 このように、授業中のちょっとした時間でも、子どもたちの「聞いてまとめる力」をつける取り組みができるのである。
(成瀬 仁:公立小学校教師。オーストラリア公立小学校での勤務経験がある。また、幼稚園の経験もあり、多彩な教職経験を生かし、子どもと環境、教師の雰囲気について考えながら、現役で教壇に立っている)

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