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算数:解き方を友だち同士で説明し筋道を立てて考える力をつける    間嶋 哲

 解き方を友だち同士で説明し筋道を立てて考える力をつけると間嶋 哲はつぎのように述べています。
 一部の子どもの型通りの解き方を説明させるのではなく、子どもたち同士で説明しあい「なるほど」と納得する体験を積んでほしい。
 鶴亀算など「○○算」と呼ばれる文章題がありますが、こうした問題は習った知識やスキルを活用していろいろな方法で解くことができ、思考力を高めることができます。6年生のまとめにはふさわしい問題です。
 鶴亀算には、大きく分けて二つの解法があります。
 表で数値の変化を調べる方法と、「仮に7匹全部亀だとすると・・・・・」などと仮定する方法です。
 6年生のクラスで「鶴と亀が合わせて7匹います。頭の数は7個ですが、脚の数は22本。それぞれ何匹いるでしょうか」と問うた。
 問題を加工して、抽象化して考えられるようにした。7匹の鶴と亀の頭を同じ丸形にし、脚も同じ形にそろえ、胴体をつい立で隠した。
 子どもたちは思い思いの方法で挑戦した。絵を描いて脚の本数を数える子。
「鶴1羽、亀6匹」など、計7匹になる組み合わせを何通りも考えて計算した子。
 解けた子どもは前に出て、長い筒を通して答えを私に耳打ちする。
「惜しい。合わせると7匹にならないよ」と考えるヒントを加えて返事をする。
 次に、わかった子が周りの友だちに解き方を説明する。
 納得できれば「!」を相手の子にプリントに書く決まりにしている。
 「カンで解けても、うまく説明できません。友だちと説明しあえば、筋道を立てて考える力がつきます」
 最後に「!」をたくさんもらった子3人が、自分の解法を説明した。
 子どもたちの素朴で地道な発想も大切にしたい。
(間嶋 哲:1965年生まれ、新潟県公立小学校教師、文部科学省で1年間研修、新潟市指導主事を経て新潟市立小学校校長)

 

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