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授業中、子どもが居眠りしているときどうすればよいか    川端成實

「授業中に何を居眠りしている!」とみんなの前でいきなり叱責することは避けたい。
 子どもは、自分が悪いと思っていても、みんなの前で恥をかかされたととらえ、素直に謝罪しないことが多いからである。
 居眠りにも理由がある。
(1)
体育の授業後
(2)
午後の授業時間で眠気がさす
(3)
体調が悪い
(4)
寝不足
(5)
教師への挑戦・反抗
 など様々である。
 個々の状況を踏まえて指導することが必要である。
 授業中に居眠りしている子どもに
「夜更かしをしたのか」
「何か私に訴えたいのか」
 などと予想を立てながら、近くにいって小声で
「どうした? 体調がわるいのか?」
 と声をかける。
 本当に居眠りをしていた場合でも、こう聞かれれば居眠りを攻撃されている感情は生まれにくい。
 体育の授業の後で、数名が居眠りをしている。
「みんな疲れているようだけど、よくがんばっているね」と声をかける。
 一人寝たままの子どもがいた。
 同じ班の子どもと視線が合ったので、目で合図を送ると肩を軽く叩いて起こしてくれた。
 これをきっかけに
「近くの人が居眠りしていたら、肩を揺すって起こしてあげよう」
 と、全員が授業に参加する約束をつくった。
「授業のじゃまをしなければ居眠りはいい」という言い方は避ける。
 居眠りの同調者が増え、授業不成立の原因になりかねないからである。
(
川端成實:元鹿児島県公立中学校教師)









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