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授業中におしゃべりをやめない子どもがいるときどうすればよいか   富永裕一

 授業中におしゃべりをやめない子どもがいるときどうすればよいか富永裕一はつぎのように述べています。
 授業中におしゃべりするのは、勉強に対して投げやりになっていたり、授業そのものに魅力を感じていないことが多い。
 授業を子どもたちの世界が広がるように工夫したりする必要がある。
 授業後、おしゃべりのやまない子どもたちの思いには配慮せず、職員室などに呼び、
「どんなに周りに迷惑をかけているか」
 と、一方的に説教すると、おしゃべりがなくなることもある。
 その代わり、授業中に最初から最後まで寝るようになったり、騒ぎやすい授業では、逆に発散するように騒ぐようになったりする。
 子どもたちの話にも耳を傾け不安や悩みに共感するようにすることが大切である。
(富永裕一:札幌市公立中学校教師)

 

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