カテゴリー「学級崩壊」の記事

授業崩壊に陥る原因と、陥らないためにはどのような教師になればよいのでしょうか

 授業崩壊に陥った教師には、私の体験から、つぎのような傾向があるように思われる。
1 教師としての指導力
(1)
指導方法に更新がなく、授業が分かりにくく、退屈である。
(2)
子どもたちの反応や関心に無頓着で、意見の取り上げやまとめ方に温かみや指導技術が感じられない。
(3)
一人ひとりに応じた指導ができず、学級をまとめることができない。
 子どもの実態に応じて、指導の仕方を変えなければならないのに、どの子どもに対しても、いつも、どこでも同じ指導を繰り返している。
 教育とは何か、教師の仕事とは何かが曖昧でプロ意識が希薄である。
 教師の使命である授業を成立させる「水準以上の教育技術」を求めて磨き、更新する研修をほとんどせず、自己向上の努力を怠っている。
(4)
配慮を要する子どもの指導や対応に追われ、学級や他の子どもの指導がおろそかになる。
2 子どもとの関係
(1)
カウンセリング・マインドに欠け、子どもの心を傷つけたりして、子どもとの信頼関係が崩れている。
(2)
力で子どもを押さえつけ、規律を保とうとする。
(3)
子どもへの愛情が不足し、一人ひとりに対する温かいかかわりがあまりみられない。
 子どもとのコミュニケーションを大切にし、かかわりを持つことにこだわってほしい。
 子どもには無条件に愛情を持ってほしい。
 子どもも人間であり幸せを求めている。それを受けとめ、よくありたいと生きれるように援助できる温かい教師でありたい。
 社会が変化すれば、当然子どもも変化する。
 そのことを冷静にとらえ、子どもを肯定的にとらえ、対応できるようにしたいものである。
(4)
「子どもの欠点」を優先して授業をしている
 子どものよさに着目することの多い教師は子どもたちに好かれ、子どもの欠点に目がむきがちな教師は嫌われる。
 例えば、ベネッセ教育研究所の調査では、90%以上子どもから支持されている教師の特徴は
「先生からほめられた。がんばったねと言われた」
「感激するような話をしてくれた」
「授業中、冗談を言って笑わせる。休み時間遊んでくれた」
 逆に、子どもの支持が半数以下の教師は
「遅刻に厳しい。先生の言うことを聞かないと強く叱る。忘れ物をすると厳しく叱る」
 ことをあげている。
「子どもの欠点」を優先して授業をしているといえそうである。
 子どもから支持されない授業は、保護者からも支持されず、反省すべきことを含んでいる授業なのである。
3 教師の個人的な面
(1)
頑固で人の忠告を素直に聞かず、授業や学級運営について他から学びとろうとしない。
(2)
自分の指導に自信がなく、明るさ、活気があまりない。
(3)
判断に時間がかかり、その判断が曖昧で主張が弱い。
 授業崩壊に陥らないようにするには、どのような教師になればよいのでしょうか。
 教師は、人間である子どもを対象としている。
 だから、まず教師は人間として輝いてほしい。
 前向きで、元気で、明るく自分らしく生きつづける存在であってほしい。
 私が尊敬する先輩教師は、子どもに対する愛情と、明るさ、元気さ、プラス志向がこれからの教師には必要だと説いている。
 愛情の溢れる教室、温かい教師と友だちのいる教室は、安定した授業の基盤になる。
 先輩教師のいう教師に求められる教師像とは
(1)
子どもへの愛情
 子どもが好きで好きでたまらない教師だけが、子どもの授業にかかわる資格がある。
(2)
明るい、元気、プラス志向、プラス思考
 生活を楽しみ、物事に創造的にかかわる中から、いろいろなことが分かり、解決し、楽しくなっていく。
(3)
パフォーマンス
 表現力のある教師でありたい。子どもと語り合い、かかわり合い、自由に屈託なくつきあえる教師でありたい。
(4)
レクレーション・遊び・ゲーム
 がき大将にならない程度に子どもと遊べる教師でありたい。
(5)
ユーモア
 子どもの冗談が分かり、ときには子どもに通ずる冗談の一つも言えるようでありたい。
(6)
ゆとり・柔軟性・度量
 原則を承知していて、柔軟な、実際的な、子どもの心にしみ入る判断や対応がとれるようになりたい。
 それを決断し実施する尺度は「子どもへの愛情」と「子どもためになる」という確信であろう。
(7)
カウンセリング・マインド
 子どもを分かり、子どもの心と立場が分かり、そして焦らず、その子の歩みに沿いながら援助してあげられる教師でありたい。
 授業のなかで、遊びや生活のなかで相談的手法を大いに活用したい。
(8)
生涯、学び続ける
 学ぼうとする教師の息づかいに子どもは感化されるのである。
(9)
知恵を伝える
 教師は子どもの人生の先輩である。いろいろな場面で、子どもに知恵を見せる存在でありたい。
(10)
集団を統率・調整する力をもつ
 学級集団をまとめ、子どもたちを居心地のよいものにすることは、きわめて大切なことである。
(11)
実践的指導力
 教師は、なんといっても、子どもに楽しく、分かりやすく、意味あるものとして授業を展開したり、生活指導をしたりする技術が身についていなければならない。
 そういう技術を持っていない教師は、教師としての役割を果していないのである。
(
小島 宏:1942年東京生まれ、東京の国公立小学校教師、指導主事、小学校長を経て多摩教育調査研究所長)

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学級崩壊を手助けしても最後は担任が自分で自分を変えていくしかない    塚田 亮 

 経験の豊かな小学校の教師でも子どもが話を聞かず、授業が成立しないことがある。
 今まで学級経営ができていたのに、なぜ急に学級がまとまらなくなってしまうことがあるのだろうか。

 いくつかの学級崩壊の事例を見たとき共通性があるように思う。
 それは教師の指導力の不足であるが、その中でも、教師の特に発言や態度に関することが大きいとみている。

 たとえば、
 子どもの悪口
(欠点)を言う。
 めりはりがなく「YESとNO」を徹底させない。
 子どもの言い分を十分聞かない。
 熱心さ、一生懸命さが伝わってこない。
 といったことが考えられる。

 子どもたちの不満を調べてみると、
「先生が話をよく聞いてくれない」
「一方的にぼくたちだけを注意する」
「いけないことをもっとはっきり言ってほしい」
 といった点に絞ることができる。
 担任に対する不信感が子どもの心の根底にあるようだ。

 この感情を子どもたちの心から拭い去るには、まず子どもと一緒に遊んだり、子どものよい面を見つけてほめてやることから始めてみるとよい。
 次に、子どもの不満や言い分を十分聴く場を持つようにする。
 私は担任と一緒に話を聴いてあげ、励ましたり、自覚を促したりした。
 このための時間を放課後に取った。
 そして、YESとNOをはっきり言うように担任に働きかけた。

 担任と子どものボタンのかけ違いを修正するには、心して一つひとつ基本的な事項を積み重ねていかないと、子どもや保護者の不信感は拭い去れない。
 感情的な対立の溝は、そう簡単には埋まらない。
 自分一人で悩んでいるのではなく、周りの教師や校長・教頭に相談して、早く手を打つことが必要だ。

 学校全体としての支援体制づくりをする。
 子どもと教師との信頼関係の確立と意見表明できる学級づくり。
 正義感や判断能力の育成など、実践すべきことはたくさんある。

 しかし、どんなに周りが手助けしてもできないところがある。
 それは、子どもや保護者、仲間の教師に自分をさらけ出して、自己変革しようとする意志と実践力である。

(
塚田 亮:元東京都公立小学校長)

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学級崩壊はどのようにして起きるか、その実態と解決に役立つものとは   大塚美和子

 大塚美和子は学級崩壊を経験した小学校教師5人を調査し分析した結果をつぎのように述べています。
 学級崩壊は、普通の困難なクラスを経験するよりも数倍、精神的・肉体的なしんどさがある。
 クラスの崩れはあっという間に生じる。よほどでない限り、誰にでも起こる現象である。
 多くの教師は明日はわが身と思うほど、学級崩壊は身近な問題となっている。
1 クラスが荒れていくプロセス
 学級崩壊が生じるときには、クラスの子どもがお互いに心が開けない、グループ間の足の引っ張り合いがあるといった希薄な人間関係と担任に対する不信感が前提として存在している。
 そして学級崩壊の引き金になるのは、いじめなどの問題が生じたときである。
 親の離婚・家庭崩壊・厳しい躾・過酷な受験などといった家庭の問題を抱えた、安らぎや行き場のない気持ちを持った子どもが、他の子どもたちにストレスの矛先を向け、問題行動が広がり、やがて学級崩壊へと進んでいく。
 担任が制止しようとするときに、子どもと担任との間の気持ちのズレやボタンのかけちがいが学級崩壊のきっかけになる。
 子どもたちの反発が重なり、やがて担任の力では抑えることができなくなり、問題が多発し、どんどんクラスが崩れ、学級崩壊になる。
2 担任が荒れに対処していくプロセス
 クラスに問題が生じたとき、担任がクラスの規律を守ろうと子どもたちを指導するときがきっかけになり、学級が崩壊へと向かう。
 安らぎや行き場のない気持ちを持った子どもは、担任に反抗しながらも受け止めてほしいという気持ちがある。
 反発と甘えの気持ちを担任にぶっつけてくる。
 手こずらせている子どもほど、本当は、気持ちを受けとめてくれる手ごたえのある担任を求めているのである。
 しかし、「子どもはこうでなくてはいけない」、「子どもを枠のなかにはめないといけない」といった「ねばならない」という教師特有の思いが強くでてしまうと、担任の指導に子どもはますます反発する。
 担任は、クラスを立て直すために問題を起こす子どもを受容する努力を試みるが、その際に重要なポイントになるのが、同僚の教師のサポートである。
 同僚の教師のサポートは、学級崩壊を乗り越えていけるかどうかを左右する。
 やがて、担任のエネルギーが枯渇し弱っていくと、子どもたちを受容したりコントロールすることに限界を感じるようになってしまう。
3 学級崩壊と向き合うときに受けるダメージ
 学級崩壊を経験した多くの教師がどん底の体験し自信を喪失する。
 教師失格どころか人間失格とまで思ってしまう。
 身体の異常やうつ状態など心身の崩壊へと追い込まれる。
 そして、学級崩壊の記憶が頭から離れずトラウマとなる。
4 価値観の変化
 学級崩壊の経験は、一人の教師として、人間として、自分の生き方、教育観をも見つめなおす、自分と向き合う機会となる。
 子どもの行為には思いがあり、そこの裏にある思いをつかむこと。
 逆に、子どもは、これだけわけのわからない人間にもなれるということなど、子ども観の変容が生じる。
5 担任を支えるシステムが必要
 学級崩壊を担任個人の力量の問題だけにするのではなく、担任を支える協働の働きを行うシステムが必要である。
 学級の荒れは多くの担任が直面している問題である。担任を精神的にも心理的にも、実際的にも支えるようにやっていかないと、学級崩壊はなくならないだろう。
 学級崩壊の解決に役立つものは
1 スクールソーシャルワーカーの支援を得る。
 校内の教師だけでは煮詰まってしまうことがある。スクールソーシャルワーカーなど外部の人に入ってもらうことで、新しい視点で状況を打開することができる。
 クラスの人間関係マップの作成、Q-U調査などをスクールソーシャルワーカーなどの協力を得て実施して分析する。
2 学校が組織的に取り組む。
 クラスの壁をなくして学年教師全体でかかわるようにする。
 担任、学年教師、管理職が一致団結して組織的に取り組む。
3 保護者に協力をお願いする。
 学校(担任)と保護者の信頼関係は最も重要である。
 保護者に理解を得るように努めながら協力をお願いする。例えば、
 子どもは本来、ほめてほしいと思っているものだ。
 子どもの良いところを親に書いてもらって、クラスに掲示する。
 学校行事の準備を親にも手伝ってもらう。
 親に学級を自由参観してもらって、良かったことを書いてもらう。
 教室に花を飾るなど美化に自主的に協力してくれる親をさがす。
4 保護者会を開催して親の理解と協力を得るようにする。
 保護者会を開催して親の理解と協力を得るために、スクールソーシャルワーカーに客観的な立場で参加してもらい、学校と保護者がボタンのかけちがえが生じないように仲介してもらう。例えば、つぎのような話をしてもらう。
(1) 親は問題点ばかり目を向けないで、学級が落ち着かないなかで学年の教師が遅くまで対応を協議し努力していることに注目してほしいこと。
(2) 学校の対応だけでなく、子どもたちの人間関係や、家庭で重たい生活をしている子どもが学級崩壊の背景となっていることを客観的な情報として話してもらう。
 子どもにとって家庭で居心地のよい場所である必要性を考えてもらう。
5 小さな変化にも目を向ける。
 問題点だけでなく、小さな変化にも目を向けていくと、見落としていた変化に気がつき、新たな問題解決の発見につながることがある。
6 子どもに協力をしてもらう。
 クラスの問題解決に役立ちそうな子どもをさがして協力してもらう。
7 学生などのボランティアの協力を得る
 教室に入ってもらうと、子どもたちは学生ボランティアと遊べることを楽しみにすることがある。
(大塚美和子:大阪府教育委員会スクールスーパーバイザー、神戸学院大学総合リハビリテーション学部准教授)

 

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学級崩壊を防ぐには何が大切か?

 「小中学校の学級崩壊を防ぐには何が大切か」という秦政春(大阪大学)のアンケート調査があります。
 小学校5,6年と中学生の合計722名が回答しています。
 「授業が楽しかったら学級崩壊は起こらない」について「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計が約73%も占めている。
 子どもたちが面白くて引きつけられるような授業をすることが学級崩壊を防ぐ決め手であることが、授業の受け手である子どものアンケートからもよくかる。
 他方、教師サイドの回答の第一位は「教師と子どもたちとの関係がよければ崩壊は起こらない」であり、これが合計して約88%をしめているという。
 子どもの側は授業の内容が問題であると言い、教師側は子どもに問題があると言わんとしている。
 授業を聞かないのは聞かない子ども側が悪いというのは、たいてい教師の言い分です。
 子どもは集中力が持続しない、根気がない、席にじっと座っていることができない。
 ある教師が書いた本(「学校崩壊」河上亮一著)によれば、子どもが変わった、家庭のしつけがなってない、地域の教育力が低下した、この三点を学校崩壊の主な原因としてあげています。
(戸田忠雄 1937年生まれ、政策研究大学院大学政策研究科客員教授。専門は教育政策・学校論など。政府の審議会専門委員も務めた。私立,公立学校の教師,公立高校長,予備校・塾統括校長などを歴任)

 

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学級崩壊を起こす教師、起こさない教師とは

 東京成徳大学の深谷昌志名誉教授は、
「教師にだって問題はあるのです」
「学級崩壊を引き起こしてしまった先生に言えるのは、几帳面で内気で、表現の下手な先生が多いのです」
「私は、昭和期の名門校長である島村小学校斎藤喜博校長が『先生は役者であれ』と言ったように、教室は舞台であって、教師は魅力的に演じてほしい」と述べています。
 学校の教育現場の校長(奈良県公立小学校長)からは、
「教師の力量が荒れにからんでいる」
「力量のある先生は学級崩壊を起こすことが少ないと思います」
「子ども一人ひとりの気持ちがわかる先生、子どもとの集団活動に力量のある先生は学級崩壊させることが少ない」
「教師にとって、子どもの扱いというものは名人芸的なところがあって、ときどきの名人芸でこうやればという、ひらめきが要求される」
「あるやり方で、そのとき、やってうまくいけるときと、そうでないときがある」
「そういう意味で、われわれ教師にとっては、力量をある程度育ててきても、どんな場合でも学級崩壊を起こさないかといったら、そうではない」
「子どもたち一人ひとりのフォローができている学校は荒れないという話しがある」
「荒れてない学校では、圧倒的に包み込むというか、母性的な教師が多い」
 という。たとえば、
(1)小学校高学年
 小学校高学年の子どもの反抗は、担任に対する甘えともとれます。
 子どもが反抗期に、一番ものの言いやすい母親に反抗するのと似ていて、やさしい学級の先生に反発していき、担任にみせつけていく。
(2)中学校
 中学校の荒れは、教科によって違っていて、やさしい教科での荒れがひどくて、こわい先生のときは、一応荒れない。
 教育社会学の視点から、秦 政春大阪大学教授は、
「子どもたちが、よってたかって教師をいじめる。これが学級崩壊だと思います」
「授業妨害があったら、まわりの子どもも授業妨害をした子どもに同調していく」
「子どもたちは、今、非常に疲れている。そういうものがなにかのきっかけで、噴き出してしまう危険性がかなりある。教師を標的に噴出してしまうことが少なくない」
 臨床心理学の視点から、深谷和子東京成徳大学教授は、
「子どもはリーダーへの『尊敬と愛着と信頼』がなければ、子どもはリーダーについていかない」
「でも、教師が学級の子どもたちから『尊敬と愛着と信頼』をかちうることはすごくたいへんなことだと思います」
「ただ、心理臨床から言いますと、人間は『自分を愛してくれる人、それから、自分の気持ちを分かってくれる人』に、愛着や信頼感を抱くと言われています」
 いかに子どもたちの気持ちを理解することができるかが、これからの「教師の力量」として大事ではないでしょうか。
(深谷 昌志:1933年東京都生まれ、教育学者、東京成徳大学名誉教授。奈良教育大学教授、放送大学教授。静岡大学教授、東京成徳大学教授を経て現職)

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学級崩壊になったクラスを何回か任されて分かった学級が崩れる要因と、対応の「ツボ」とは

 私は何回か学級崩壊に陥ってしまったクラスを任されたことがある。
 そこで、子どもたちと格闘しながら分かったことがある。
 それは、次のような、「学級が崩れやすくなる時や要因がある」(難所がある)ということ。そして、それに対応するさいの「つぼ」があるということである。
1 学級が崩れやすくなる時や要因がある」(難所がある)
(1) クラスの子どもに問題がある
 クラスの子どもの側に問題がある場合は次の二つのパターンがある。
(イ)暴れん坊の子どもが数人いるとき
 力量のある教師でも学級経営が難しくなる。原因となる子が明らかな場合は急所がはっきりしているので、その子に何らかの手を打てばよいのである。
(ロ)原因となる子どもがはっきりせず、どうしてあの子がと思われる子まで荒れてしまう場合
 この場合は簡単にいかない。原因が何か、一つ一つ解明する必要があり、急所はつかみづらい。
(2) 担任が原因となる
 担任が原因となる場合も少なくない。
 担任が難所の原因である場合は、担任する学級が毎年同じようなトラブルが起きているはずである。
 そこを分析すれば「急所」は明らかになる。
(3) 保護者が遠因となる
 学級崩壊の遠因となるのは保護者である。
 担任にとって一番の味方にもなり、敵にもなるのが保護者である。
 是非とも味方にして共通の歩調で課題にあたりたい。
2 学級崩壊に対応するさいの「つぼ」
 学級崩壊を攻略するためには、子どもの思考に沿った対応が必要になる。
 子どもの思考は柔軟で、あらゆる方向に向かっていくが、その方向の幅を決めなくてはならない。
「だめなことはだめ」と、きっちり教え、その後に自主的な活動を促すようにすることが肝心である。
 攻略の手順は
(1)「押しつけ」は「しつけ」の第一歩
 子どもは時には残酷である。
「絶対に許されないこと」(安全や人権)は初めにしっかりと示すことが大切である。
 これは納得させるものではない。「だめなものはだめ」と問答無用でしっかり押し付けるのである。
(2)子どもの声に耳を傾ける
「だめなものはだめ」としっかり押し付けて子どもに「これはまずい」ということを分からせたら、次はじっくり子どもの言い分に耳を傾けよう。
 問題を起こす当事者は「子ども」である。当事者の意見が一番重視されるはずである。
 どんなに一方的なトラブルがあったとしてもきちんと話を聞くということ。これは「急所」である。
(3)子どもを信じて任せる
 トラブルをそのまま放置してしまったらとんでもない結果となる。
 しかし、真の問題解決は、子どもたちが自分たちの力でやるしかない。
 教師は、手助けができるだけである。
 しっかり押し付けるべきものを押し付け、子どもの話をじっくり聞いたうえで解決する方法を考えたら、後は子どもを信じて任せるべきである。
 もちろん、任せっぱなしではなく、要所、要所での指導は必要である。
 学級崩壊の対応例を次に示します。
 私は2学期から、いわゆる学級崩壊をした6年生の学級を受け持ちました。
 私は、子どもと接するときに最も大切にしてきたことは、丸ごと受け入れ、何がしたいか引き出すことです。
 まず子どもたが何をしたいのか、その声に耳を傾けました。しかし、子どもたちの目線はバラバラで宙をさまよっていた。
 そこで、毎日1時間、授業時間に机を教室の後ろに寄せて車座になり、どんな学級にしたいかを話し合わせました。
 子どもが何を考えているのかを引き出し、自分に何が出来るのかを探ろうとしたのです。
 子どもたちは、 始めは「協力する」「仲良くする」と表面的な言葉ばかり言いました。
 私は「本当にそう思っているのか」と何度も問い返すと、次第に思いを口にしていきました。
 最終的に学級のめざす姿を決めることになり、「チャーハン」と「ミックスジュース」のどちらかを、学級の目指す姿に決めることになりました。
 それぞれへの支持が拮抗する中、ある子が「チャーハンは元の材料がよく分かる。でも、ミックスジュースは元が何か分からないから嫌だな」と発言。途端に、満場一致で「チャーハン」に決まったのです。
 話し合いを重ねるうちに、学級が更に一体感を持つようになりました。
「チャーハン」という目標から「集まろう、一粒、一粒おいしいクラス」とキャッチフレーズが決まり、授業にも落ち着いて取り組むようになりました。
 子どもたちはやりたいことがわからない苛立ちを発散させていたのだろうと思います。
 子どもに寄り添い、何をしたいのかを引き出し、その実現を支えることが教師の役割なのだなと、改めて感じました。
 生身の子どもたちが何十人も集まる学級である。子どもにとっては実社会そのものなのだ。
 学級は、何事もなく一年が過ぎるはずがない。難所があって当然なのである。
 要はその難所とどう向き合い、どう対応するかである。
 難所は子どもたちにとっては「最も踏ん張らなくてはならないところ」、「最も教師を必要としているところ」なのだ。そこを学級経営に生かさぬ手はない。
 子どもを導く者の第一は教師である。教師が正しく難所を認識し、急所を適切につかんで対応すればほぼ9割方解決することができるはずである。
 難所はどのクラスにも確実にある。そしてその難所は学級が飛躍する大きなチャンスにもなるのである。
(今村信哉:埼玉県さいたま市立小学校長、教育委員会課長を経て共栄大学客員教授)

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学級の崩壊の前兆を見逃さず、学級を立て直すには、どうすればよいか

 学級づくりや生徒指導について学ぶ教師が増えています。
 その教師の多くが、自らの身に学級崩壊の危機が訪れた時に、はじめて本気で学び始めたと言っています。
 私自身も、著名な先生方の話を聞き、教育書を読み、全国さまざまな実践を参考にしながら、教師に必要な力量を高めるため学びました。
 ピンチはチャンスと言います。クラスがまとまりに欠ける、指導がスムーズに通らないといった状況にある場合、その時にこそ、学級経営や授業について真剣に学ぶチャンスです。
 学級が崩壊してしまってからでは、立て直しは非常に難しくなりますから、前兆を見逃さず、早い段階で手を打たなければなりません。
 例えば、授業に真剣に参加しない。平気で忘れ物をする。宿題を怠る。学校のきまりを破る。時間にルーズになる。掃除を真剣にしない。
 そのような子どもが増えてきたら、学級が乱れている証拠です。崩壊の前兆と考えて、すぐに次のように対応しましょう。
1 まずは授業規律を立て直す
 授業に集中できない子が増えてきたと感じたら、努めて子どもを引きつける授業づくりの工夫をしなくてはなりません。
 子どもの興味・関心を引く題材や教材を準備して、子どもが意欲的に参加できる楽しい授業を行います。
 その中で、話を聞く態度や授業を受ける姿勢、挙手の仕方や発言のきまりといった授業規律を丁寧に指導して、教師の指示通りに活動できるようにしていきます。
2 子どもと触れ合う機会を増やす
 学級の統率がとれていないと、子どもとの関係がしっくりいかなくなってきます。
 子どもたちが教師を敬遠するようになり、指導を受け入れなくなります。「しっくりこないな」と感じたら、子どもと触れ合う機会を増やすようにしましょう。
 休み時間に子どもたちと一緒に身体を動かしたり、会話を交わしたり、教師から子どもに近づく努力が必要です。
 一緒に遊び、話をするうちに、互いに知らなかった一面に気づき、親しみを感じるようになります。
3 当たり前にできていることに目を向ける
 学級に落ち着きがなくなると、悪いところばかりに教師の目がいきがちです。
 当たり前にできていることにも目を向けるようにしましょう。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる)

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学級に反抗的な態度をとる子どもが数名いて学級が崩壊しそうです、どうすればよいか

 学級がうまく機能しない状況に陥ってしまう直接的な要因は、
(1)子どもたちの集団生活や人間関係の未熟さの問題
(2)特別な教育的配慮や支援を必要とする子どもへの対応の問題
(3)学級担任の指導力不足の問題
があります。
 注目すべき点は、教師の指導力不足とされた事例が全体の7割だったことです。
 問題は、反抗的な態度をとる子どもたちの悪影響を止められずにいる状況をどうみるかです。
 反抗的な子どもたちの未熟さを学級に適応させる方針をとったら、それは誤りです。悪化の一途をたどることになります。
 担任が指導方法に不満を持つ子どもがいる事実に正対し、その克服、つまり「指導力の向上」を自らに課して頑張ることです。
 担任が力をつけ打開しようとすることが大切です。この方向で教職員が支援し支えることです。取り組みとしては、
1 応急的には、
(1)子どもたちの不満の正体(内容)に向き合います。アンケートや作文がよいでしょう。
 学級生活に不満な子どもやトラブルに遭っている子どもが発見できます。
 この事実に向き合うことが第一歩になります。現状打開への歩み出しをつくることです。
(2)担任を1人にせず、応援チームをつくることです。
 学年主任、教頭、生徒指導主事、養護教諭などで知恵を出し合い助けることです。
(3)とくに工夫したいのが「ルールづくり・秩序づくり」と「楽しい生活づくり」です。
「ルールづくり」と「夢中になって全員で何か楽しみ、達成感、連帯感をつくる」の両方を同時進行で試みることです。
(4)学年チームと応援チームの協力の下で授業改善の態勢をつくります。
 楽しい授業・分かる授業、操作活動や体験学習のある授業などの工夫を積んでいきます。
 担任には得がたい研修になります。
(5)休み時間に子どもたちと一緒に大いに遊んで汗をかくように仕向けます。
 効果は大きいはずです。
(6)建設的な言動を取り上げ、学級集団の前で大いにほめることです。
 これも効きます。
2 根本的には
 反抗的な子どもたちは、担任に学級づくりの改善を求めていると捉えます。
 これを担任だけの課題とせず、学校全体の課題ととらえ、教職員の研修を充実させていきたいものです。
 つぎの点について、教職員の理解を深めることをねらい、学級づくりを語り合う場をつくります。
(1)学級のなかに「子どもの世界」をつくり、広げてあげる。
 自分たちの思いや願いを出し合い、これはというものを特別活動で自分たちの手で具現する。
 反抗的な子どもたち以上に影響力を行使できるリーダーを学級活動などで育てたい。
(2) 母性原理と父性原理をふまえた子どもとのかかわり方を自覚する
 母性原理(あなたがこの学級にいるだけでうれしい)を土台に父性原理(だめなことはだめ。大切なことはこれ)という順番を踏まえた子どもとの関わりかたをする。
(3)反抗的な子どもは自尊感情が低く自信がない子どもです。
 学校行事等で感動したり、自分や友だちを再発見したりするなど、生き方につながる体験を与えたいものです。
 教師自らが、話を聞かせる技術、子どもに伝える技術、わかりやすい授業づくりの技術、一時間の授業を通して向上したことを確認させる技術など、自らの指導技術の向上をはかり、管理職が支援することも重要です。 
(橋本定男:元上越教育大学教授)

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学級崩壊させないための教師のふるまいとは何か

 学級崩壊を防ぐのも、崩壊した学級を立て直すのも、担任の力量によるとろこが大きい。
 学級崩壊をさせない教師のふるまいとは、
1 教師には君主のふるまいが必要
 どの子どもも残酷で醜い面を持っているということを意識して、日頃から
「先生にはかなわない」「先生の言うことを聞くしかない」
と思わせるような関係づくりに努めましょう。
2 教師は口より目を使え
 子どもと目を合わせなくては、教師の思いや指導の意図を伝えることも、人間関係を築くこともできません。
 口やかましい指導は効き目はありません。
 子どもが騒がしくしているとき、大声で指導するのではなく、じっと黙って子どもたちを見つめ返してみてください。しばらくすると、自然に静かになっていきます。
 子どもの気になる言動は見逃さないよう、常に神経を研ぎ澄ませておきましょう。
3 安心して一人でいられる学級にする
 一人になってしまっている子どもを発見したら、すぐに指導して、独りになる子ゼロの学級づくりに努めましょう。
 安心して一人で行動することができなくては、自分をさらけ出し、本音を出すことができません。
 友だちと一緒にいることに神経をすり減らさなければならない学級では、いじめなどのトラブルが起きる危険があります。
 子どもたちが触れ合う機会を多くつくり、安心して一人になることができる雰囲気づくりをしましょう。
4 子どもとは適切な距離をとれ
 いくら親しみを感じさせる教師であっても、ここぞという時は、叱らなくてはならない場合もあります。
 子どもに疎まれることもあるでしょう。しかし、学級を導くリーダーとしての立場をわすれずに、子どもと接しましょう。
 子どもと遊んだり、楽しく会話する時などは、教師に対してあらたまった態度を子どもにとらせる必要はないと思います。
 しかし、授業中や生活指導中には、目線をしっかり合わせて、敬語を使って教師に話をするなど、場に応じた態度を教える必要があります。
 場に応じた態度の指導が、教師と子どもとの適度な距離を保つことになり、学級を引き締めることにつながります。
(中嶋郁雄:1965年鳥取県生まれ、奈良県公立小学校校長。子どもを伸ばすためには、叱り方が大切と「叱り方&学校法律」研究会を立ち上げる。教育関係者主宰の講演会や専門誌での発表が主な活動だったが、最近では、一般向けのセミナーでの講演や、新聞や経済誌にも意見を求められるようになる)

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笑いいっぱいの教室にすると学級崩壊の予防になります、どうすれば笑いが起きるのでしょうか

 教師の笑顔は子どもたちを安心させ、教室を安定させます。教師は、いつも笑顔でいることを心がけましょう。
 また、笑いを大切にすることは、学級崩壊の予防になります。
 私は荒れた学校に勤務し、崩壊した学級へのサポートも毎日のように行きました。
 そんな中で、崩壊した学級にはいくつかの共通点があることにきづきました。
「教室が汚い」「動きが遅く何をやっても時間がかかる」「ゲームが成り立たない」などです。
 また「笑いがない」というのがあります。崩壊した学級には、クラスみんなでドッと笑う瞬間がありません。あるのは、妙な薄ら笑いだけです。
 つぎのような、笑いのネタを使って、教室に笑いを起こしてください。笑いいっぱいの教室にすることは、学級崩壊の予防になります。
1 朝イチから笑う
 朝イチから笑って、その日1日を楽しく元気に過ごしたい。朝から笑いの花を咲かせましょう。
 あいさつは、自分から先に元気よく。
 教師が「毎朝、どちらが先にあいさつを元気にできるか勝負しよう」とふっかけ、子どもたちとあいさつ勝負をしましょう。
 隠れて、いきなりあいさつをすると、子どもたちは驚き、朝から笑顔になります。子どもたちも不意打ちあいさつをすれば、教師は「うぎゃー、やられたぁ」と大げさにアクションをする。
 子どもたちと一緒に隠れて、後から来る子にあいさつをするのも楽しい。
 朝のあいさつに一言ツッコミを加えましょう。たとえば、猛ダッシュで来た子に「今の距離だけで世界新記録が出たぞ!」と。ツッコまれた子は、思わず笑顔になる。
 黒板に子どもたちが登校する前にアンケートを書いておくだけで、子どもたちの会話が弾む。
 例えば「嵐の中で好きなのは誰?」と書いておくと、教室に入ってきた子は、アンケートの答えを考え、友だちが来たら、話し始める。朝の会でアンケートの答えと理由を紹介しあうと盛り上がる。
 黒板に「二択の問題」書いて置く。
 例えば「落ちていて拾うならどっち? A:1万円が当たっている宝くじ、B:当たりがわからない宝くじ100枚」。子どもたちは黒板のどちらかの選択肢にネームプレートを貼る。
 朝の会で、選んだ理由をペアトークする。ネットを参考にすると面白いネタがたくさん出てくる。
2 授業だからこそ笑う
 授業時間が楽しいかどうか、子どもたちにとっては死活問題です。
 授業だからこそ、笑いましょう。子どもたちにとって、学校を楽しい場所にしましょう。
(1)指し棒が選べる
 授業で前に出て発表する子に「指し棒が選べます」と言う。例えば「割りばし」「孫の手」「ハリーポッターの杖」を出し選ばせると、意外な指し棒に子どもたちは笑顔になります。
「つまようじ」「針」も楽しい。子どもたちは「見えません」とツッコミながら笑顔になる。
(2)文章問題の登場人物を変える
 教科書やドリルに載っている文章問題。なかなかやる気になりません。
 子どもたちにとって身近な人物を登場させ、文章問題を楽しみながら取り組めるようにしましょう。
 例えば「あきらくんは、家から駅まで3km歩きました」とあった時、教師は「さんまさんは、家から駅まで3km歩きました」と名前を変えて読む。
 子どもたちは「さんまさんじゃないし」とツッコみながらも笑顔になる。
 教師は「さんまさんは、分速何mで歩いたでしょう?」と、最後まで「さんまさん」と名前を変えたまま出題する。
 他にも、教師、クラスの子、芸能人、マンガのキャラクターなどの名前に変えるとよい。
(3)コーラス音読
 高音と低音で絶妙なハーモニーで音読すれば、みんな笑顔になります。
 クラスの座席の右半分の子を高音、左半分の子を低音の担当にする。
 教師が右手を挙げたら、高音の担当が精一杯、音読すると、笑いが起きる。
 教師が左手を挙げたら、低音の担当が、思いきり低音で音読すると、笑いが起きる。
 最後は、教師が両手を挙げると、高音と低音が音読して、絶妙なハーモニーになり、子どもたちは爆笑する。
(4)だるまさんがころんだ
 教師は板書した後、いきなり「だるまさんがころんだ」と言って、ふり返る。
 子どもたちは動きを止める。動いた子がいたら、教師が「はい、動いた!」と言って、その子を指名する。
 楽しく子どもたちを集中させることができます。
「ノートがない人、当-てる」「きょ-科書ない人、し-名(めい)」と、楽しく注意することもできる。
 子どもたちは先生が次に何を言うか、集中して話を聞くようになる。
(5)先生の指まね
 教室がざわざわしている時、教師の「指まね」をさせましょう。「うるさい」と怒鳴らなくても、子どもたちを静かにさせることができます。
 教室がざわざわしている時、教師は「先生のマネをします」と言う。
 教師は人差し指を1本だして、手を高く挙げる。気づいた子どもたちは、マネをする。
 指を2本にしたり、4本にしたり、ランダムに本数を変える。すると、マネをする子どもたちが、どんどん増えてくる。
 8割ぐらいがマネをし始めたら、2本指にして「カトちゃんペ」のポーズをすると、子どもたちもマネして笑顔。
 最後に、1本にして「シー(黙って)のポーズ。子どもたちは口を閉じる。
 5本指で「アイーン」、OKの形を頬に当てて「たこ焼き」など、バリエーションがあると飽きない。
(中村健一:1970年山口県生まれ、山口県岩国市立小学校教師。授業づくりネットワーク、お笑い教師同盟などに所属。笑いとフォローをいかした教育実践は各方面で高い評価を受けている。 また、若手教師を育てることに力を入れ講演も行っている)

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