カテゴリー「学習指導案」の記事

子どもの反応を手がかりに子どもの意識の流れを読み取る力をつける

 授業の指導案をつくるとき、子どもの反応を想定する。その想定できる力量が教師には必要である。
 授業で学習を進める主体は子ども自身である。その授業への反応は授業中に子どもによって表現されるもので、言葉のほかに行動による表現も含まれる。
 指導案を作る場合、何を教えるかという内容に沿って、好ましい教材を用意する。しかしこれだけでは指導案は作れない。それぞれの時点での子どもの反応を想定し、それを軸にして展開する。だから、子どもの反応を想定できる先生の力量が必要になる。
 実際に授業をやってみると前もって想定したような反応はなかなか出てこないが、経験を重ねると少しずつ想定したことが的中するようになってくる。的中することで満足してはならない。
 その反応がどんな意識のはたらきから表れ出たものかを考えることが必要である。意識は外からは見えないが、反応を手がかりに意識の流れを読み取るのである。
 それによって授業がより高次なものになっていく。
(荻須正義:19162008年、元東京教育大学付属小学校教師・常葉学園大学教授。問題や疑問を解決しながら理解を深めていく問題解決学習法を小学校の理科の授業で先駆的に実践した)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

簡単な「授業の流れ」を書き続けよう

 私は新任の時、校長から「指導案を毎日書くといいですよ。まずは指導書を丸写ししなさい」と言われ、素直に全時間分の指導案を書き続けました。
 5月の半ば、研修主任の教師に
「指導書を写し続けたのはすごいけど、もっと時間をかけずに簡単なものにしたらいいのに」
「あれっ! 振り返りは書いていないの? 授業が終わってからの振り返りをもっと書くといいのに」
「教師は日々振り返りをして、授業改善をしていくことが大切だと思うよ。授業が終わったその日に、朱を入れるといいなあ」
と、言われ、振り返りを入れ「簡単な授業の流れ」に変わったのです。
 簡単な「授業の流れ」を書くのにフローチャートに「導入」「展開」「終末」の大枠を使用しました。時間もかかりません。10分もかけずに書いたこともあります。
 作っていく段階で、つぎの日の授業が鮮明になっていくのを感じることができました。つくるのが楽しくなっていきました。
 大切なのは、授業のイメージを鮮明にするために作り続けること。これが教師修業なのだと思っています。
 振り返ることが楽しくなりました。振り返ることで、今日一日の子どもたちの様子が眼に浮かぶようにもなりました。
 校長に振り返りを読んでもらって、感想を聞く時間はわずか五分程度のことでしたが、たくさんの「授業づくりの視点」を得ることができました。
(
福山憲市:1960年山口県生まれ、山口県下関市立小学校教師。サークル「ふくの会」、「ミスをいかす子ども達を育てる研究会」を組織している)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

指導案に頼らない

 私は教案はほとんどなしでいいと思う。こと細かに授業の筋を考えることはできない。
 何が必要かというと、この教材はこういう深いものを持っているという本質そのものを理解する。何のためにこの授業をするかということ。それだけでよい。
 なぜなら、最初に発言した子どもがどういう意見を述べるかによって、その後の展開が違ってくるからだ。
 細案のような問いと答えを全部考えておき、それにそってやろうとすれば、教師をそこに閉じこめてしまい、子どもとかみ合わない授業になってしまう。
 研究授業をたくさん見ていくなかで、なぜあの子どもの発言を取り上げないのかと思うことがしばしばあった。それはその教師の考えてきた指導案からすると、ずれているからなのだ。しかし、子どものその発言から展開すれば本質的なものが見えてくるし、先になればその日の授業の課題とかみ合うはずだ。
 私も初めのころは、問いと答えみたいな展開をやっていた時期がある。それでは子どもの意見を本当に大事にするような授業はできなくなる。
 教師の発想を超えた子どもの意見こそが授業を深めていく。
(今泉 博:1949年生まれ、東京都公立小学校教師を経て北海道教育大副学長(釧路校担当)、「学びをつくる会」などの活動を通して創造的な授業の研究・実践を広く行う。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

指導案の書き方

 私どもは、指導案を書くとき
 (1) こんな子どもだから(子ども観)
 (2) こんな教材を使って(教材観)
 (3) こんな指導をして(指導観)
 (4) こんな力をつけたい(学力観)
ということを、単元設定の理由のところで書く。
 5年1組は、2組や3組の子どもとは、このように違う(同じ)ということを書く。
 つまり、子どもの実態をきっちりとらえて書く。このことなくして、授業を行うことはできない。追究力の弱いクラスならば、追究しやすい教材を選択して提示しなければならない。この教材が、教科書であることが多い。
 教科書は、教材と指導法(子どもから見れば学習法)が、混然一体となって書かれている。むずかしい内容には「さし絵」を入れたり、写真を提示したりして、子どもが理解しやすいように工夫している。
 しかし、同じ教科書でも、子どもの実態に応じて、提示する内容が違ってくる。さし絵から導入したり、文章の音読から導入したり、教師はいろいろ工夫する。教材を決めるときは、指導法も考えている。教材が決まれば、指導法が自然に決まることが多い。
(
有田和正:1935年生まれ、筑波大学付属小学校,愛知教育大学教授を経て,東北福祉大学教授。教材・授業開発研究所代表。教材づくりを中心とした授業づくりを研究し授業の名人といわれている)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

指導案は感動を伝えるもの

 教師がもっとも子どもに伝えなければいけないのは、学び続けることの楽しさであり、成長し続けることの快感です。
 いくら練り上げられた指導案でも、根本に教師自身の「感動」がなければ、その授業は厚みのない、説得力に乏しいものとなってしまいます。
 指導案づくりは、まず素材研究で「何を読み取るか」自分自身の感じ方を確立します。この素材研究の確かさや深さは、その後の授業の成否を決めるポイントとなります。
 次に教材研究、つまり「何を教えるか」、そして最後は指導法研究の「どう教えるか」を考えます。
 教師が自分の目で見て、自分のこころで考え、自分のからだで実践し、その反応を検証する。すぐれた指導案はそういう姿勢のあらわれです。
 ですから、方法自体は人まねでもいいのです。今ではインターネットをのぞくだけで、さまざまな指導案を閲覧することができますから、面白いと思ったら即座に実行してみたらいいでしょう。
 授業は常にみずみずしい新鮮さを持っていなければなりません。だから指導案は自分にとって新しい試みを取り入れていくことが重要になります。
 そうして自分の実践をくぐらせることで、誰かが考え出した指導案にまた新しい意味が付加され、授業の新鮮さを保ってくれるのです。挑戦も工夫もない授業をしてはいけません。
(野口芳宏:1936年生まれ、元小学校校長、大学名誉教授、千葉県教育委員、授業道場野口塾等主宰)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

京都市版の学習指導計画を作成した

 学校は、組織的、計画的に教育活動を行う教育機関です。単に先生任せではだめなのです。そのために、現場の熱心な教師が集まり、例えば小学校では約400人の先生と教育委員会の指導主事が3000ページにも及ぶ「学習指導要領 京都市版細案」を作成しました。私どもの間ではこれを「京都スタンダード」と呼んでいます。地方の時代を先取りし、発展的な内容を必修化した指導計画を全国で唯一、独自につくっているのです。
 この中には、道徳教育も盛り込んでいます。京都ならではの道徳教育を実践しようと、教師と教育委員会とで指導教材を作り、指導計画と教材をセットですべての教員に配布して研修を実施してきました。
 指導計画の作成に加え、教師の指導力を高めるために、京都市の教育研修センターは全国で唯一夜9時まで研修を実施しています。そして、教育委員会の研修会とともに、127の教育研究会が自主的、創造的な研修会を開催してくれています。
 現場ではたくさんの優れた教師たちが、日々全力で頑張っています。そういう人たちに光を当てるため、毎年500600人の教師を表彰し、一人2万円の研修用図書券を進呈しています。
(門川大作:1950年京都市生まれ、京都市教育委員会に採用され 2001年~2007年京都市教育長 2003年中央教育審議会委員 2006年教育再生会議委員 2008年から京都市長、世界文化遺産地域連携会議会長)
(「かくて教育は甦った―市民ぐるみの京都市教育改革の実践」門川大作著 致知出版社 2008年)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

学習指導案 国語科

学習指導案 国語科

小学校 国語科
小学校1年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校2年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校3年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校4年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校5年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校6年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校 全学年 (国語科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター

中学校 国語科
中学校1年 (国語科)

さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校2年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校3年 (国語科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校 全学年 (国語科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター
熊本県中学校教育研究会国語部会

高校 国語科
高校1 (国語科)
福岡県教育センター
高校2 (国語科)
福岡県教育センター
高校3 (国語科)
福岡県教育センター

| | コメント (0) | トラックバック (0)

学習指導案 社会科

学習指導案 社会科

小学校 社会科
小学校3年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校4年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校5年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校6年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校 全学年 (社会科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター

中学校 社会科
中学校1年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校2年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校3年 (社会科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校 全学年 (社会科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター
熊本県中学校教育研究会社会科部会

高校 社会科
高校2年 (社会科)
福岡県教育センター
高校3年 (社会科)
福岡県教育センター

| | コメント (0) | トラックバック (0)

学習指導案 算数・数学科

学習指導案 算数・数学科

小学校 算数
小学校1年 (算数科)

さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校2年 (算数科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校3年 (算数科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校4年 (算数科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校5年 (算数科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校6年 (算数科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校 全学年 (算数科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター

中学校 数学科
中学校1年 (数学科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校2年 (数学科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校3年 (数学科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校 全学年 (数学科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター

高校 数学科
高校1年 (数学科)
福岡県教育センター
高校2年 (数学科)
福岡県教育センター
高校3年 (数学科)
福岡県教育センター

| | コメント (0) | トラックバック (0)

学習指導案 理科

学習指導案 理科

小学校 理科

小学校3年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校4年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校5年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校6年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
教育WEB事典エデュペディア EDUPEDIA
小学校 全学年 (理科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター
 

中学校 理科
理科
中学校1年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校2年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校3年 (理科)
さいたま市立教育研究所
福岡県教育センター
中学校 全学年 (理科)
広島県立教育センター
岩手県立総合教育センター

高校 理科
高校1年 (理科)
福岡県教育センター
高校2年 (理科)
福岡県教育センター


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

いじめの指導 | さまざまな子どもの指導 | ものの見方・考え方 | カウンセリング | 不登校 | 人間の生きかた | 保護者との協力関係をつくる | 保護者にどう対応するか | 保護者の実態 | 優れた先生に学ぶ | 優れた授業とは | 優れた教科授業例 | 先生の実態 | 危機管理 | 叱る・ほめる・しつける | 各国の教育 | 各教科の授業 | 問題行動の指導 | 国語科の授業 | 地域 | 子どもから学ぶ | 子どもたちに対する思い | 子どもたちの関係づくり | 子どもと向き合う | 子どもの失敗 | 子どもの実態 | 子どもの成長をはかる | 子どもの指導の方法 | 子どもの見かた | 子どもへの話し方 | 子育て・家庭教育 | 学び合う学び | 学校の実態 | 学校経営と組織 | 学級づくり | 学級の組織と活動 | 学級の荒れ | 学級崩壊 | 学級通信 | 学習指導・学力 | 学習指導案 | 実践のための資料 | 家庭 | 授業づくり | 授業のさまざまな方法 | 授業の展開・演出 | 授業の技術 | 授業中の生活指導 | 教師との関係 | 教師と子どもの関係づくり | 教師に必要とされる能力 | 教師の人間としての生きかた・考えかた | 教師の仕事 | 教師の心の安定 | 教師の成長・研修 | 教師の話しかた | 教師の身体表現力 | 教材・指導案 | 教材研究 | 教育の技術 | 教育の方法 | 教育の理念や思い | 教育史(教育の歴史と変化) | 教育改革 | 教育法規 | 教育行政(国・地方の教育委員会) | 新学級づくり | 理科の授業 | 社会環境(社会・マスコミ・地域) | 社会科の授業 | 算数・数学科の授業 | 経営とは | 英語科の授業 | 評価 | 話の聞きかた